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【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その2】黒磯駅にて乗り換え休憩、旅先グルメ
宇都宮線・東北本線 黒磯駅
JR黒磯駅前の風景
早朝の石川町駅をスタート後、横浜駅での快速ラビット乗車から”本編”が始まった今回の冬の18きっぷ旅。その後宇都宮駅で宇都宮線へ、さらには黒磯駅で東北本線へという乗り換えが続いたものの、予定より二本早い電車に乗れたこと以外は全てプラン通りです。
この後も恐らくはおよそプラン通り、既に結構進んできたとはいえこの日の目的地である会津若松駅まではまだ少々距離があるという行程の中にあって、やや遊び心が出て来たのが、宇都宮線から東北本線への乗換駅にあたるという黒崎駅到着後のことでした。
黒崎駅での待ち合わせ時間は、50分強。
パッと見た感じ、黒崎駅駅前周辺は新しい建物が多く、かつエリア自体が小奇麗に整っているようにも見えましたということで、初日最初の行程にして「なんか面白い事あるかなぁ」を探したくなって来る感じの雰囲気を持っていたんですね。
改札を出て出口方面に歩みを進めてみると、早速何やらそれっぽい、アットホーム感強めの周辺案内を発見。”何もないは無い”が確定した瞬間でもありましたということで、ひとまず構内から外へ。
右正面の交番の並びにあるように見える、やや変わった建物は、那須塩原の公共図書館です(公式サイト)。
宇都宮線の車窓では基本的に”山の中”風景が続くのですが、駅周辺がその例外となって、結構きれいに開発されている場合があります。黒磯駅やその一つ隣の西那須野駅、さらには東北新幹線の那須塩原駅などがまさにそのタイプの駅で、ピカピカの新興都市の様相を呈して乗降客を迎えてくれます。
あともう少し北上すれば関東地方を抜けるという、関東北端の位置にいて、
極端に寒すぎない、でもやはり冬の北関東を感じさせるという感じの天気もまずまずでした。
kanel bread / Iris bread&coffee
黒崎駅に用意された”コルクボードの掲示板”で見つけたのは、駅から徒歩一分程度のところに位置するちょっとしたオシャレスポット。向かって右のお店はパン屋さん”kanel bread”(公式サイト)、左のお店は併設されているカフェ”Iris bread&coffee”です。
最初にパン屋さんの方に入って「イートインは可能ですか?」と伺ったところ、隣に併設しているカフェで可能ですとのことで、まずは美味しそうなパンを見繕ってから、改めてカフェへ。
今流行りの、リフォーム・DIY系のおしゃれさが光る店内は隅々まできれいにされていて、壁際のインテリアからも空間内の統一感を感じさせるセンスが伝わって来ます。
程よく混んでいる店内の雰囲気も良く、店員さんの感じもいいお店で「こんなお店が近所にあったら毎日通いたいです」が体現されたようなお店でした。
パンは二つほど。
ジャガイモが挟まれたパンと、カレーパンを。
ほか、ドリップコーヒーもいただきました。
どれも、とてもおいしかったです。
時間にして精々20~30分と、ほぼあっという間の滞在ではあったのですが、青春18きっぷ旅の道中にあって、どこか不思議な気分でのカフェ巡りとなりました。