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【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その11】about 七日町通り
“まちなかエリア”のメインストリート
会津若松七日町通り(公式サイト)は、会津若松市街地の中で”まちなかエリア”として紹介されている一帯のメインストリートにあたる通りです。
毎月七のつく日に市が立っていたことが由来となって、”七日町通り”と命名されました。
JR只見線の七日町駅駅前と、会津若松の駅前から南北にまっすぐ伸びた”大町通り”を直交する形で結んでいますが、七日町駅は大町通りの西側に位置しているので、七日町駅下車後に七日町通りをまっすぐ東に向かって歩いていくと、”大町通り(野口英世青春通り)”に行き当たる形ですね。
七日町通りに直交し、さらに南側へと伸びている大町通りは、その先で(野口英世が若かりし日々を過ごしていたということに因んで)”野口英世青春通り”(福島県観光情報サイト “野口英世青春通り“)とその名を変えていますが、会津若松市のシンボルである鶴ヶ城は七日町駅や七日町通り、さらには大町通り(野口英世青春通り)の南側やや東寄りのところに位置しています。
参考:会津若松観光公式パンフレット “城下町そぞろ歩き 会津楽市“
歴史的には”会津五街道”の三街道が通過する拠点であり、かつ城下町の西の玄関口にあたったことから、かつては会津を代表する繁華街として栄えた時期もあったようです。
武家政権時代からの歴史を持つことから、歴史的な建物が残ることも魅力の一つであり、現在では”大正ロマンの雰囲気”が感じられることも売りとなっています。
明治期の建築物である海産物の”渋川問屋”(公式サイト)の建物や(現在は食事、喫茶、宴会等々が幅広く楽しめるお店となっています)、
昔懐かしい赤い円柱の郵便ポスト、その隣に立つレトロ風味のおしゃれな街灯や、
創業100年を超える老舗の和菓子屋さん”熊野屋”(公式サイト)、
ちょっと小粋なバス停傍の注意書き、等々。
現在でも、ゆっくり時間をかけて味わいながら楽しみたい商店街となっています。