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【横浜山手の坂道】乙女坂(地蔵坂から山手地区へ)

横浜山手の坂道

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【横浜山手の坂道】乙女坂(地蔵坂から山手地区へ)

乙女坂へ

乙女坂と連光寺

乙女坂は地蔵坂の中腹付近、蓮光寺(公式サイト)の横から始まる階段坂です。

山手地区にある二校のプロテスタント系女子校(横浜共立学園横浜女学院。リンクは共に公式サイトです)に向けて作られた坂道(ショートカットルート)で、坂名は見ての通り、両校の女子中高生が使う通学路であることに由来します。

お隣・蓮光寺のお墓に沿うように通されているので、日中以外の通行には中々のスリルが伴いそうな坂道となっている、という特徴がありますが、

この点、どこか外国人墓地隣に通された見尻坂沿いの風景を彷彿とさせる雰囲気ではありますね。

坂道を上る場合は、上るにつれてお墓への見通しが良くなりますが、

反対に坂道を下る場合には、階段坂に入って早々にお墓とお寺が視界に入ります。

いわゆる”乙女坂”は、二校の女子校と地蔵坂との間をつなぐ階段坂部分を指すようですが、乙女坂を上り切ってすぐのところから、左側が横浜共立学園の敷地、右側が横浜女学院の敷地となっています。

山手214番館

階段坂=乙女坂が終わってほぼすぐのところ左手にあるのが、かつての横浜でスウェーデンの領事館として使われていたという、山手214番館です。現在は横浜共立学園が所有し、同窓会の施設として使われているため、残念ながら内部は一般公開されていません。道沿いから眺める程度の観光となります。

ちなみに”領事館”は領事の執務に使用する公館であり、”領事公邸”は領事の居住に使用する公館であるという違いがありますが、案内板の記載には旧領事館とあります(参考:領事館と総領事館)。

乙女坂界隈

乙女坂から山手本通りを目指す場合、連光寺の裏手から続く横浜共立学園の敷地と敷地の間を歩くことになるのですが、同校の敷地は元町商店街に隣接するエリアで通称”フェリス坂“を含んで広がるフェリス女学院の敷地同様、一本の通りを挟んで両側に広がっています。

横浜女学院の敷地も含めて丸ごと”女子校エリア”となっている一帯は、道沿いも綺麗にメンテナンスされていますが、坂の上はかつて”bluff”(切り立った崖)と呼ばれた一帯でもあるので見晴らしも良く、遠くにはみなとみらいのランドマークタワーも望めます。

乙女坂から”横浜共立エリア”を抜けると神奈中バス11系統のルートへと進み、

道なりに歩いていくことで、やがて山手本通りへと到達します。

アクセス

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