この記事を読むのに必要な時間は約 2 分58秒です。
【横浜観光FAQ/グルメ・さんぽ】中山路(横浜中華街内、堀川沿いから開港道への道)
中山路
堀川沿いから、関帝廟通りまで
同じく中華街内を南北に通る市場通りと長安道の間に通された道で、元町商店街(公式サイト)隣を流れる堀川沿いと、中華街内のほぼ北端に通された開港道をつないでいます。
写真奥が市場通り方向で、堀川にかかる市場通り橋が微かに見えていますが、
入り口付近からしばらくは、一車線の一方通行路両サイドに、いたって普通の街並みが続きます。
ぼちぼちそれっぽさが見えてくるのは中華街内で東西に通された太平道と交差した先からで、
中華のお店もボチボチ、姿を見せ始めます(写真左側にあるのは、上海料理の”上海豫園“です)。
関帝廟通りから広東道まで
中山路をまっすぐ歩いていくと、やがて中華街内で東西に通された大きな通り・関帝廟通りに直交します。元町方向から中山路経由で中華街に向かった場合、”関帝廟通りまで歩いた”瞬間は、”見知った中華街に行きつくことが出来た”という瞬間でもありますが、
中山路と関帝廟通りが交差する交差点の角には、関帝廟通りの名前の由来となっている関帝廟(公式サイト)があり、関帝廟のすぐとなり(関帝廟通り沿い)には、横浜中華学院という中華民国系の学校があります。隣というよりは、関帝廟通り側から見た時に、横浜中華学院の校舎が関帝廟の裏手にあたる位置にあるように見える、という位置関係ですね。
振り返ると、中山路の遥か奥に首都高狩場線の高架橋が見えていますが、
関帝廟隣に通された道を、さらに奥=中華街大通り方面へ。
関帝廟のすぐ隣には”横濱華僑総会”(公式サイト)という、中華民国=台湾系の自治組織が入居しているビルがありますが、横濱華僑総会は、前記した横浜中華学院の校舎と同じビルの、中山路寄り部分に入居しているようです。
そのような事情もあって、関帝廟周辺は特に”台湾”エリアであることを感じさせる一体となっています。
その横濱華僑総会のビルの前には、醸す雰囲気がまんま”台湾の食べ歩きスポット”といった感じの看板が多く掲げられた、細い道が作られています。
中山路と、すぐ隣に通された香港路を結ぶ形のバイパスです。
この通りを使って香港路に出た後に、さらに香港路沿いから始まる小さい道である台南小路を使って市場通りまで抜けることも出来るのですが(台南小路の入り口は、香港路沿いの近いところにあります)、地理的には中華街のほぼ中心にあって、体感ですが中華街内でも比較的中国語を話す人に遭遇する率が高いように感じるという、異国情緒の塊のような一帯に作られた道ですね。
関帝廟通り側から歩いた場合、横濱華僑総会の建物を過ぎたあたりが大体関帝廟通りと中華街大通りの間・中間付近ですが、そのまままっすぐ進むと、
“パンダまん”のお店、雑貨屋さんの老維新(公式サイト)横で中華街大通りに合流します。
関帝廟通り方向と、
開港道方向です。
中山路と中華街大通りが交差する一画は、中華街大通りでも特ににぎやかな一帯で、
道の両側に食べ歩きのお店が林立し、食べ歩きのお客さんで常時(平日休日問わず)賑わっています。
開港道へ
中華街大通りを過ぎた後、中山路はさらに開港道を目指して伸びていますが、途上には例えば”渡り蟹餡かけ炒飯”の龍鳳酒家(公式X、横浜中華街公式サイト)や、
中山路と広東道の交差点沿いには、広東料理の老舗高級店・萬珍樓の点心専門店・點心舗(公式サイト)があります。
萬珍樓横にはベンチも用意してありますが、
ここから少し歩いたところで、中山路は中華街内部の北端付近に通された道・開港道に合流します。