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【about 根岸線】関内駅の南北口(鎌倉街道と横浜スタジアム)
関内駅とその周辺
関内駅北口と鎌倉街道
JR根岸線・関内駅の北口改札を出てすぐのところには、県道21号線(横浜鎌倉線)、通称・鎌倉街道が通されています。
海側の突き当りには、海岸通り沿いに建てられた日本郵船歴史博物館(公式サイト)の建物が見えていますが、本町通りにある本町三丁目交差点から始まる道路は、最終的に鎌倉・鶴岡八幡宮前から海岸線に向かってまっすぐ伸びた若宮大路を経て滑川交差点まで続き、相模湾に沿うように通された国道134号線へと合流します。
陸側(鎌倉街道の鎌倉方面)に目を向けると、プレイステーションのゲーム”龍が如く7“や通称”キムタクが如く”シリーズの”LOST JUDGMENT“で登場する”聖地”、伊勢佐木町(=伊勢佐木異人町)の伊勢佐木モール(=伊勢佐木ロード)が視界に入ります(リンクは全て公式サイトです)。
ということで、龍が如くシリーズの”聖地巡礼”で伊勢佐木ロードへということであれば、関内駅の北口が最寄りです。
伊勢佐木モールへと繋がる道があるのは関内駅北口の一本西隣の通りですが、伊勢佐木モール=”伊勢佐木ロード”がある通りは、伊勢佐木モールと馬車道商店街、万国橋通りが一本の道で繋がっている他、鉄の橋や吉田橋関門跡、マリナード地下街(公式サイト)への入口等々が、全て同じ一本の道上に用意されています。
今昔の横浜がそろい踏みしているような個性を持った通りですね。
関内駅南口と横浜スタジアム
前回ベイスターズがセ・リーグ優勝し、後に西武ライオンズ(2008年より埼玉西武ライオンズ)との日本シリーズを制して日本一となった1998年(平成10年)には、横浜スタジアムと横浜公園・JR関内駅、さらにはその周辺に位置する横浜中華街や伊勢佐木モール等々を中心として、横浜中が湧きかえりました。
前回日本シリーズに出場した2017年(平成29年)には、根岸線の他みなとみらい線も開通していましたが、やはりその時も同様に関内駅・横浜公園周辺はものすごい盛り上がりを見せましたといったように、”ベイスターズが強い時には無条件でごったがえす、ベイスターズの聖地である”という特徴を持つエリアの中心が、関内駅南口(横浜スタジアム・横浜公園)付近です。
「ベイスターズが優勝すれば無条件で盛り上がる」横浜中心部ではありますが、しばしば”高校野球人気がベイスターズ人気に勝る”といわれる位高校野球熱が高いことでおなじみなのもまた、横浜を含む神奈川県下の野球観戦事情です。
野球漫画の金字塔、”御大”水島新司さんの代表作であるドカベン作中で”神奈川を制する者は全国を制す”と謳われたのが神奈川県下の高校野球事情ですが、現在夏の県予選のベスト8以上(準々決勝以降)は全て横浜スタジアム開催です。
この点から、毎年7月下旬には悲喜こもごものドラマの舞台への最寄り駅・最寄り出口となっているのが”南口・スタジアム出口”のもう一つの顔ですが、野球以外に目を向けた時には、元々多目的スタジアムとして作られているのが横浜スタジアムの特徴ですというところから、他スポーツや野外フェス等、数々のイベントの最寄り駅ともなって今に至っています。