【首都圏小旅行/箱根七福神めぐりの旅 その1】箱根旧街道1号線きっぷで「七福神巡り」スタート

箱根/芦ノ湖/富士五湖

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分51秒です。

【首都圏小旅行/箱根七福神めぐりの旅 その1】箱根旧街道1号線きっぷで「七福神巡り」スタート

Go Toキャンペーンに背中を押される形で、久しぶりに箱根一泊旅行を計画してみました。

いつ以来の箱根泊だろうと考えると、多分数年かそれ以上ぶりくらいですね。

去年あたりから割と本気でやってみたいと思っていた箱根七福神めぐり、いい感じに見つかったお得切符(後述する箱根旧街道1号線きっぷ)を”Go To”に組み合わせる形で有効利用させてもらおう、そういうことであればせっかくの機会だし、このところ箱根に行くたび日帰り温泉でお世話になっていた小田急箱根レイクホテルに今回は泊まってみよう、なんてところに最終的に落ち着きました。

本来七福神めぐりといえばお正月の定番行事ではありますが、今回はその下見も兼ねて「箱根七福神めぐり」そのほか諸々の旅となりました。

なお、今回の「七福神めぐり」順路に関しては、ほぼ箱根観光の公式サイトのものを参考にさせていただきました。

 

箱根旧街道1号線きっぷ

箱根の旧道と1号線(箱根町線、旧街道線、桃源台線)を走るバス・電車一日乗り放題の切符です。芦ノ湖畔と箱根湯本間のみではなく、箱根湯本と小田原の間もカバーされているので、箱根観光では強力なツールとなってくれます。

例えば横浜市営バスのような全線に一律の料金が設定された路線バスであれば、数回乗り降りを繰り返したとしても「多少高くついたな」程度で済みますが、箱根の山をのぼり下りする路線バスでそれをやると、場合によっては結構えらいことになります。

もちろん距離やコースにもよりますが、例えば箱根湯本駅前付近と芦ノ湖付近を何往復かするような乗車になってしまうと、それだけでおよそ数千円飛んでしまうんですよ(箱根湯本駅前から箱根町港まで、箱根町線で片道980円)。

それがなんと、「旧街道・1号線きっぷ」を使えば1日乗り放題で1700円!

バスや電車を利用しながら箱根をしっかりみて回りたいというような場合、例えば「箱根七福神めぐり」のように、箱根(特に湯本・芦ノ湖間)である程度バスを頻繁に使いながら歩いて回ることを余儀なくされる旅程を組みたい場合のマストアイテムです。

 

小田急箱根レイクホテルスタート

箱根詣でにあたって毎回頭を悩ませるポイントの一つが、現地入りした後の車の扱い。特に「芦ノ湖畔を集中して見て回りたいんだけど、ランチはどうしても箱根湯本エリアで」みたいな形で、一か所二か所、少し離れた場所に何かしら用が出来る場合ですね。

今回は、宿泊先の箱根レイクホテルさんへ事前に問い合わせてみたところ、チェックイン前の駐車が可能であるとのことで、朝一でレイクホテルを目指し、一言断った上でそのまま停めさせていただくことにしました(一日目の帰りに撮った写真)。

レイクホテルは、その名が示す通りに芦ノ湖のほとりにあるホテルなのですが、地図を見るか、あるいは実際に泊まるかしないとわかりづらくもあるその部分より強く印象に残るであろう部分として、きれいに道が整備された森の中にあるホテルのように見えることが挙げられます。

写真を見た感じだと私有地に通された道のようにも見えてしまいますが、歴とした公道です。

森の中にある「レイク(lake)」ホテル、なんともすばらしく旅情を掻き立てられてしまう名のついたホテルなのですが、すぐ隣に通された県道75号線、実は中々車の往来の激しい通りでもあります。ただでさえロープウェイの発着場(桃源台駅)や芦ノ湖がすぐ傍である上、隣には箱根ビジターセンターがあったりもしますからね。

朝夕のピーク時には1時間に3~4本(土日祝日に至っては5本)の路線バスが運用されているという、市街地並の交通の便があることに加え、新宿駅前への直通便も用意されていることがわかりますが、まずはここから箱根湯本の駅前を目指しました。

 

箱根湯本発、「七福神めぐり」へ

大黒天=守源寺

箱根湯本駅にて「箱根旧街道1号線きっぷ」購入後、早速七福神めぐりへ。

最初の目的地は箱根登山バス旧街道線・畑宿バス停傍にある、大黒天=守源(しゅげん)寺です。

畑宿は、現在も箱根の名産である箱根細工(寄木=よせぎ細工)の発祥地であるといわれています。所々にというかそこかしこに江戸期(場合によってはそれ以前)の風習の名残りを強く感じさせる何かがある辺りも観光地・箱根の大きな魅力なのですが、その意味での箱根らしさがピンポイントで刺さってくるようなエリアの一つが、畑宿です。

新型コロナウイルス感染症対策ということで、騒動勃発以来各地の神社・お寺の御朱印は切り売りになって久しい状態が続いていますが、”寄木細工のふるさと”畑宿の大黒天・守源寺についてもご多分に漏れず。

「御朱印はこちからお取りください、初穂料(=代金)は賽銭箱へお願いします」という形の完全セルフでした(今回の七福神めぐりでは、唯一御朱印を有人「販売」していた箱根神社の例外を除くと、全てこの形でした)。

こればっかりは仕方ないところですが、一抹の寂しさを感じつつ周囲を見回してみると、守源寺のすぐ横には旧街道・一里塚跡。

畑宿の一里塚は日本橋から数えて23番目の一里塚で、箱根町の中では湯本茶屋の次の一里塚にあたるようです。

現在、箱根湯本エリアにはそのまま”湯本茶屋“という住所が残されていますが(箱根町湯本茶屋)、その湯本茶屋の中にかつての湯本茶屋の一里塚跡があります。

ちなみに一里塚とは、旧街道のような大きな通り上に、一里=約3.9キロごとに置かれた「塚」(街道を進む行程の目印にと、土が盛られた山に、榎などの大きい木が植えられました)の事です。

「セルフ御朱印」に感じた一抹の寂しさもなんのその、旧一里塚跡を見つけたことで一気にテンションが上がったことを思い出しますが、お寺のすぐ左側から、山の中へと伸びた街道が始まっていました。

写真奥に位置するバス通りから続く石畳の坂道は、

そのまま森の中へ。下写真左側の土の盛り上がりと植えられた木が、かつての一里塚にあたります。

旧街道(=旧東海道)は、現存する畑宿の一里塚と共に、現在も現役の山道として維持され続けているようです。

行先を見ると、旧東海道の石畳は畑宿から元箱根方面に向かって伸びていることが分かりますが、七福神めぐりをしていると、芦ノ湖畔で再びこの「旧街道の跡」に巡り合うこととなります。

畑宿一里塚への入り口は、畑宿バス停すぐそばにあります。大黒天=守源寺に気を取られすぎると若干気づきにくくなるかもしれませんが、それと意識していればまず見落とすことはないでしょう。

ただし旧街道歩き自体がどうかというと、ぼちぼちいた、旧街道にチャレンジする人たちの姿を見る分には、やはりそれなりの準備が必要になってくるようです。

東海道を順路通りに進むのであれば、「旅人」はここから現在の元箱根港傍にある葭原久保(よしわらくぼ)の一里塚を目指します。

「箱根旧街道一里塚碑」。

 

布袋尊=興福院

大黒天の次に目指したのは、恵比寿神=箱根神社と布袋尊=興福院。

双方ともに(海賊船乗り場がある箱根町港付近ではなく)遊覧船乗り場がある元箱根エリアにあるということで、まず最初に箱根神社から、次に”布袋尊”興福院へ、というルートを取ろうと考えていました。

なのですが、布袋尊の位置があまりにバス停から近かったため予定を変更、まずは布袋尊=興福院から先に参拝することに。

箱根七福神は、基本的に大きな通り沿いに赤い旗が立てられているので、近くまで行ければ割とわかりやすいと思います。ただ現状だと、結局は新型コロナ対策だということで、どうしても通常とは違った形で詣でることになります。回される人手自体が「三密回避」を維持した最小限、かつ観光客も平時に比べると少なめなので、その部分で多少のわかりにくさが生じている面があるにはあるのかもしれません。

興福院の御朱印についても「通常並みにわかりやすく」とはいかない部分があったのですが、ただそれもあくまで「多少」程度だということで、無事、御朱印を頂くことは出来ました。

 

恵比寿神=箱根神社

そんなこんなで続いては、恵比寿神=箱根神社へ。

湖畔沿いの道を歩き、一直線に向かいます。湖の向こう側に、箱根町の鳥居が見えています。

やや雲が多め、風が強めではありましたが、いつもの芦ノ湖です。

お馴染みのコースで箱根神社へ。

今回は約4か月ぶりの箱根神社詣でだったのですが、これが本来の混み方だったっけ、というくらいの盛況ぶりでした。特に前回の訪問と比較するとその違いが顕著なのですが、改めて、やっぱり今年は何かおかしい年でしたね。

【首都圏日帰り小旅行/日帰りドライブ to 箱根1】箱根神社へ日帰り参拝
【首都圏日帰り小旅行/日帰りドライブ to 箱根1】箱根神社へ日帰り参拝 道中/昼食 朝は10時過ぎの出発。こともあろうに道中、ルートを一か所ミスってしまうなんてこともあったのですが、何とか小田原を目指し、ほぼ予定通りの時刻(正午頃)に...

自分が参拝するために鳥居をくぐったときも、本殿前はそれなりに混んでいたのですが、

参拝後には、さらに人が増えていました。

 

(続く)

タイトルとURLをコピーしました