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開港広場公園と周辺エリア(大さん橋、日本大通り傍)
開港広場公園
about 開港広場公園
開港広場公園は日本大通りと山下公園の間、大さん橋のほぼ正面に位置しています。横浜及び日本の近代化のはじまりとなった一帯であることを記念して、1982年(昭和57年)に現在の形に整備されました。写真中央に見える塔が”キングの塔”こと神奈川県庁本庁舎(公式サイト)、その手前に位置するのが横浜開港資料館(公式サイト)です。
春の開港広場公園は桜が有名な一帯でもありますが、交差点付近は、夜もどこか開港場、港町の夜っぽい雰囲気を醸しています。
日米和親条約調印の地と、日米和親条約
広場入り口には、”日米和親条約調印の地”と書かれたオブジェとその解説板が置かれています。
それぞれ、オブジェの方には”調印の地”、解説板の方には”締結の地”とありますが、アメリカ代表・ペリー一行が条約調印のために上陸した地点がここ、開港広場付近だったといわれています。
日米和親条約は、神奈川にて締結された条約であることから、別名で神奈川条約とも呼ばれます。
“横浜条約”とならなかったのは、当時の知名度・ネームバリューは圧倒的に神奈川の方が上だったためですね。
周辺エリア
横浜海岸教会
開港広場公園隣にあって、毎年桜の季節には聖堂が桜の背景になることで有名な教会が、日本で初めて作られたプロテスタント系の教会である、横浜海岸教会です。
旧イギリス総領事館(現・横浜開港資料館)
かつてイギリス総領事館だった現在の横浜開港資料館(公式サイト)は、開港広場公園の隣に位置しています。
英一番館(ジャーディン・マセソン商会横浜支社)跡
かつて”英一番館”と呼ばれたジャーディン・マセソン商会横浜支社跡が、開港広場公園前の交差点を挟んだ位置にあります。
大さん橋国際客船ターミナル
大さん橋は、開港広場公園から海に向かってまっすぐ歩いた突き当りの位置に作られた、現役の国際港です。山下公園と象の鼻パークの間に位置しています。
日本大通り
開港広場公園側から見ると横浜開港資料館の裏手にあたる位置にあるのが、日本大通りです。日本大通りは、象の鼻パークと横浜公園の間に通された通りです。