【横浜観光FAQ】山下町の街並みとBar -水町通り-

横浜観光FAQ

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山下町の街並みとBar -水町通り-

山手と山下

「中区山下町」という地名が語るように、山下町はいわゆる「山手」のふもとに広がる古くから栄えた地であり、かつ現在でも観光スポットが満載の地です。

横浜中華街しかり、山下公園然りですね。

この二か所のスポットについては、元町中華街駅最寄りのスポットということで、横浜中華街は元町商店街と共に山下公園は港の見える丘公園と共に、それぞれFAQで既に触れているので、今回は山下公園通りから一本中華街寄りにあたる”水町通り”についてまとめます。

 

水町通りと戦後の山下町

水町通りは前記したように、山下公園から一本だけ中華街寄りに通された通りです。

概して、ところどころで海側方向への風通しの良さを感じる分、メインの山下公園通りに対して「サブ」の通りを感じさせる雰囲気がある通りですね。

名称自体は山下町がかつて居留地だった時代からのもののようで、この通りに居留民のための水道管が敷設されていたことから、このように呼ばれるようになった(らしいが、詳細は不明)とのことです。

水町通りのもう一本中華街側に通された通りが海岸教会通り、そのもう一本向こう側が本町通りです。中華街の東門が建てられているバス通りであり、地下をみなとみらい線が走っている通りですね。

水町通り、海岸教会通り共、今でも何かもの寂しい感じがするのは気のせいではなく、この地域も終戦年の5月(1945年5月29日)に大空襲による戦渦を被っていること、その後GHQの領土接収によって戦後復興から立ち遅れたことに起因しています。

というのも、山下公園があり、中華街があり、日本大通りエリアがあり、元町・山手地区がありという周辺環境に取り残されたのが、山下公園と中華街に挟まれたベルト状の地域にあたる、今現在二本の通りが通されている通りだったようです(『横浜 中区史(1985.2.1)』P355)。

やがて戦後復興や高度成長の流れに伴った都市開発の一端で、現在の山下町地区は「ホテル戦争」の主戦場となっていくことになるのですが、ホテルの林立に前後する形で1961年(昭和36年)、山下公園の向かいにマリンタワーが建てられます。

そしてそのことが「地域一帯の前途に光彩を放つ」(『横浜中区史(1985.2.1)』 P355)こととなって今に至るのですが、戦後そのような環境の中に生まれ、育ってきたのが現在の水町通りです。

一見するとただ地味なだけの通りのようにも感じられるのですが、この通り沿いには知る人ぞ知るバーの名店がぼちぼち軒を構えていることから、現在「通好み」の通りとなっています。

 

水町通り、横浜バーの名店

ここでは水町通りにあるバーのうち、「どんなランキングを見ても必ずその名が絡んでくる」というレベルの有名店2店をご紹介します。

ホテルのバーから一軒、街中にあるバーから一軒という形でそれぞれ一軒ずつの「おすすめ」ですが、ホテル・ニューグランドのバー”シーガーディアンⅡ(公式サイト)”、街中にあるバー、”スリーマティーニ(公式Twitter食べログ)”です。

「どちらのお店がどういうお店で、どんなカクテルがどうだ」というようなことを自分の言葉でスラスラ語ることが出来たらカッコイイだろうなとは思うのですが 笑、バー一般に対してそこまでの蘊蓄も経験もないので、ここではものの本からの受け売りで「一般的入門」論をまとめておきます。

ホテルのバーと街中のバー、それぞれを一軒ずつピックアップしたことの意味は、俗に言われる「初心者でもOK」「中級者以上にお勧め」の二点からのピックアップを意味しています。

扉が無いホテルのバーは誰にでも扉が開かれている、一方で扉がある街中のバーは「その扉が物理的・精神的な障壁になっている面がある」といわれますが、実はこの「扉の有無」こそが多くを語っているのだということで、まずはホテルのバーから、慣れてから街中のバーへ、という順を踏むと無理なくバーの持つ文化になじんでいくことが出来るようです。

なので、もし「バー初心者」(バーは初めて、もしくはほとんど行ったことがないという人)がこの二店から選ぶのであれば(かつ、特に「どちらのお店に行きたい!」という要望が無いのであれば)、ニューグランドのシーガーディアンⅡが無難なのではないでしょうか、とは思います(もちろん、慣れている人であれば、直感に従って選べば問題ないでしょう)。

入ったはいいけど何を飲んだらいいのかわからない場合、一杯目はロングドリンク(ロングカクテル。氷の入ったグラスに入れられた、長い時間をかけて飲むカクテル)、二杯目はショートドリンク(ショートカクテル。いわゆるカクテルグラスに入れられた、短い時間で飲むカクテル。氷無し)、三杯目はウイスキーなどをストレートで、という頼み方が定番とされているようです。

補足として、ロングとショートは入れ方・飲み方の違いなので、同じカクテルをショートで作ってもらうこともロングで作ってもらうことも出来ます。

(参考:城アラキ『バーテンダーの流儀』集英社新書 2020.4.22)

 

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