【首都圏小旅行/箱根七福神めぐりの旅 その4】箱根レイクホテル泊と、ロープウェイ乗車

箱根/芦ノ湖/富士五湖

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【首都圏小旅行/箱根七福神めぐりの旅 その4】箱根レイクホテル泊と、ロープウェイ乗車

レイクホテル泊・箱根の夜

七福神を巡り終えた後、時間があればガラスの森美術館までと思っていたのですが(一応そのあたりまで予定に含めておいたのですが)、予想外の渋滞に巻き込まれてしまったということで残念ながら叶わず。

「どうしても七福神のあとのタイミングで訪問したい」と思っていたわけではなかったので、若干早めですがこの日の宿である箱根レイクホテルまで戻り、荷物を置いてから温泉でも、なんて感じのプランに切り替えていくことにしました。

チェックイン後、まずは室内へ。

景観の良さを感じさせる、窓の向こうの風景と広々とした室内。

その第一印象に結構感動しました。「おお~、実際の部屋は思ってた以上にいいじゃん!」なんて感じですか。

個人的な好みでいうなら、この部屋の片隅にでも机といすが置かれていたら100点満点中300点位の理想の客室だったのですが、インテリア一つで部屋のイメージって全く変わってしまいますからね。

恐らくはこのスッキリ感が、この場合の正解なのでしょう。

室内に置かれた洗面台も凝っていて、かなり高性能っぽいです。

・・・というか、部屋の片隅に机といす、置かれてるじゃん!という。

ということで、まさにパーフェクトでした。

一見それと気づけないあたり、心憎いまでにセンスのあるレイアウトですね。

ちなみにここで使われている水は、レイクホテルの敷地内で湧いた湧き水のようで、それが飲用に浄化されているとのこと。向かいの壁面は、一見「ただのおしゃれな壁」に見えますが、実はこの壁、間接照明なんです。夜、消灯前にここの電気だけを付けておくといい感じに眠気を誘われるという、部屋の二か所から操作できる照明です。

他、窓はスムースに開閉できる二重窓になっているので、お手軽に外気に触れることが出来る上、室内の暖気を暖かく保つことも出来ると、部屋の節々に居心地が良くなる仕掛けが施されていました。

窓の外からは、箱根の山々。左側中央部にはかすかに芦ノ湖が見えていますが、車であれば目と鼻の先と言った距離ですね。

箱根の山の向こうに夕日が沈みかける時間帯。

いつもの箱根詣でなら、そろそろ帰路の東名に乗っているか、あるいは西湘バイパスから国道134号線を目指している頃でしょうか。

「そうか、今日は箱根泊なんだな」なんてことを改めてしみじみ感じながらの時間となったのですが、その思いは日の傾きと共に強くなり、やがて日没と共に薄れていきました。

間に網戸が入ってしまったのでぼやけてしまっていますが、室内からも、かなり綺麗な箱根の夕暮れが楽しめます。

実を言うと、夜結構退屈になったりするんじゃないのかな、なんて不安は多少あったのですが、ありがたいことにそれは杞憂に終わりました。

Wi-Fi環境も整っていてかなり快適にネットがつながる上、部屋自体もとても過ごしやすい部屋だったので、一人旅だったとしてもノートパソコンか、あるいは好きな本の何冊かがあれば、時間はあっという間に過ぎて行きます。

アルコール、ソフトドリンク、簡単なおつまみ類であれば24時間OKですということもあって、箱根の夜は、いつも以上に「いつも通り」の時間を過ごすことが出来ました。

 

朝食と、朝の箱根

明けて朝。朝食は通常ならバイキングだったようですが、ここでもコロナ対策ということで、基本は定食形式、スープやパン等一部がバイキングという形式でした。

ご飯ももちろん美味しかったのですが、それよりはやはり広い窓から望める風景ですよね。食べる前から「美味しい」ことが確定しているような空間のように思えます。

食後、チェックアウト前に少し外に出てみましたが、やはり箱根の朝。空気がとてもおいしかったです。

若干雲が多いのが気になりましたが、芦ノ湖も前日夕方とは違った表情を見せているように見えます。芦ノ湖自体の表情だというよりは、視界に入ってくる他の景色が織りなす表情ですね。

「一日が箱根の朝から始まる」という爽快な非日常感、随分久しぶりに味わいました。

 

箱根ロープウェイ

チェックアウト後、最初に目指したのは芦ノ湖スカイラインだったのですが、ホテルの敷地を出てすぐ目の前にあったのが箱根ロープウェイ・桃源台駅だったということで、この日のスタートをロープウェイ乗車(からの大涌谷行き)に切り替えることにしました。

後から振り返ってみれば、ロープウェイを先にしたことで相当効率よく目的地を回ることが出来たので、結果的にこのチョイスが大正解だったとは思うのですが、この時はなんとなくロープウェイへ。

箱根のロープウェイはここ10年~15年くらいでは初めての乗車だったのですが、コロナの影響(?)+早朝だったということもあって(9時スタートで、9時30分着)、割とガラガラでした。

「うひょー、貸し切り!」なんて、否が応でもテンションはあがりますね。

「絶景を望めるロープウェイに、貸し切り状態で乗れる」なんて気分が朝のテンションとも相まってしまえば、どうしても高ぶってきます。

いよいよ乗車。

そして、スタート!

この辺りまではもう、早く早く! という感じだったのですが、動き出してしばらくしてから「やっぱり止めとけばよかった」と。

ジェットコースターに乗ってから後悔する的な、あの感情ですね。

初めのうちはもう、ずっとテンション高い状態が続いていました。高いところから芦ノ湖を望む風景、絶品でしたからね。

しかも、割と大きめに造られたゴンドラが貸し切り状態です。

なのですが、それはそれとして、先に進めば進んだだけ高度も上がっていきます。

ずっとこのくらいの高さで上って行ってくれれば怖さもそれほど感じなかっただろうとは思うのですが、そんなことを言っていたら、恐らくは箱根の山にロープウェイを通すこと、出来ないでしょうからね。

大涌谷までの中継駅である姥子(うばこ)駅を過ぎたあたりから、ロープウェイが本気を出し始めます。

「うわっ、たっか!」「これは怖い! 笑」「やばい、めっちゃ怖いわ 笑」「頼む、もっと低空飛行でオナシャス!」「ちょwwまた上がった!wwwマジかwwww」なんて、恥ずかしながら貸し切り状態であるのをいいことにはしゃぎ倒してしまったわけですが、大涌谷が近づいてくると、相当高いところを進んでいるのが分かるので、見通しがいい分スリルも上乗せされるんですよ。想像以上に、かなりの迫力でした。

もちろん、箱根のロープウェイ自体は非常に安全な乗り物なので(風速30メートル以内の風であれば、通常運転できるようです)、それが分かった上での怖さを楽しんでいましたということは、念のため付け加えておきます。

復路の風景から。

ロープウェイのルート下には道路も走っています。

絶景である上、かなり便利な乗り物であることに変わりはないので、またいつか乗ってみたいとは思っています。乗ってしばらくたってから、また同じように若干後悔することになるのかもしれませんが 笑、桃源台から大涌谷までがあっという間ですからね。

 

大涌谷

そして、大涌谷着。

ロープウェイを降りた瞬間は、ほっとした瞬間でもありました。

大涌谷は、前回訪問が去年の2月だったようなので、実に一年以上ぶりの訪問です。

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ただしその前ということだと、一昨年(2018年)の12月にどうやら行っているようなので、なんだかんだで年一のペースで大涌谷詣でをしているんですね。

ちなみにこの日はやや風が強め、雲が多めで、少し寒い感じでした(現地の気温は13度)。

高所なので平地よりは近く感じる雲、それが噴煙と共に風に流されているのが分かります。この地に降り立っただけで感じ取ることが出来る迫力は、相変わらずでした。

ただし雲が多く、富士山が見えなかった点は残念でした。雨を降らせるような雲ではなかったように感じたのですが、低く垂れこめた雲には、中々の迫力があります。雨が降りそうだというよりは、とにかく風が強かったです。

通常であれば、大涌谷のどこからでも一発で富士山がわかるのが魅力のうちなのですが、

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この日午前の上空は、すっかり雲に覆われていました。

そんな大涌谷にて、今回も黒卵を頂きました。相変わらず剥きやすい殻も好印象で、味の方もおいしかったです。もちろん、お土産に持ち帰っても美味しく食べられますが、大涌谷を見ながら食べるのがまた、いいんですよね。

とはいえ、いつ噴火を起こしてもおかしくないのが現在の箱根山だとも言われているので、万が一の場合に備え、現在も注意喚起が為されています。

箱根町のサイトでは箱根山噴火によって想定される具体的な災害がまとめられている上、神奈川県のサイトではかなり詳細にわたる災害対応計画も立てられているので、強ち「箱根の噴火」は絵空事でもないんですよね。

有史以来の活動の概要については、箱根町のサイト気象庁のサイトでまとめられいますが、より詳しい情報が、箱根ジオミュージアムのサイトにアップされています(2015年の情報2019年の情報)。

これらの情報から判断する分には、率直に言って、噴火しないほうがおかしいんじゃないかという状況が伝わってくるのですが、「箱根」「自然災害」といえば、近いところだとやはり昨年の台風19号ですか。

活発な火山活動を警戒することから通行禁止区域となってしまって久しい神山(駒ヶ岳、冠ヶ岳に連なる、いわゆる箱根山の最高峰です)の登山道も、

現在は従来の通行禁止措置に加え、台風被害の跡と思しき傷跡が、生々しく残された状態となっています。

諸々の条件を加味して考えるのであれば、もはや登山コースの再開可能性自体がどうなんだろうなんて状態にあるような気すらしてきますが、今更ながら感じることとして、やはり自然の驚異の前には人力などないに等しい非力なものなのかもしれませんね。

・・・等々と、大涌谷詣でをして「火山」の話題に触れると若干湿っぽくなってしまいがちですが、今回も大満足だった大涌谷詣で、復路のロープウェイも無事、芦ノ湖畔・桃源台駅に到着してくれました。

次なる目的地は、当初はこの日最初の目的地だったはずの、芦ノ湖スカイラインです。

(続く)

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