【箱根旧街道線沿い史跡巡り その5】猿滑(さるすべり)坂

旧街道と宿場町巡り

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【箱根旧街道線沿い史跡巡り その5】猿滑(さるすべり)坂

見晴茶屋から猿滑坂へ

一里塚のある箱根湯本畑宿方面から県道732号線や旧街道の石畳を上ってきた場合、樫木坂を上りきると、しばらくなだらかな道が続きます。

斜面の上側から順に、県道732号線、旧街道石畳、箱根新道(新しく作られた国道一号線)が並行して通され、そのさらに下部(箱根新道の下側)には須雲川が、これもやはり三本の道路に並行するように流れています。

見晴茶屋から猿滑坂付近にかけて、それぞれの道が斜面に逆らわずにトラバースしている(斜面に並行に通されている)感じなので、県道732号線沿いのこの一帯は、気候のいい季節であれば、普通に気分良く歩ける道なんですよね。

旧街道線(箱根登山バス公式サイト・路線図)のバス通りである県道732号線はそんな感じだ、それでは旧街道の石畳がどうかというと、必ずしもその限りではありません。

そもそも”サル出没注意”の標識が、県道732号線にしても市街地の道と同じではない、一癖二癖ありそうな道であることを匂わせているようにも感じますが、道路だけを見る分には付近一帯がそれほど険しいようには見えないという道路沿い、

ガードレールの下を見ると、まさに”石畳”が敷かれた道があることが分かります。

県道732号線沿いから視認できるこの石畳へは、道路沿いから降りていくことが出来ます。

逆に言うと、樫木坂から石畳の道を歩いてきたときには、まさにここで県道732号線に一時合流するということでもあるのですが、県道732号線沿いから入った場合、藪の中に吸い込まれるように通された石畳の道が、

まさに旧東海道だった、新たに再現された石畳遊歩道であり、

この石畳の坂道が、「サルでも滑り落ちるくらい厳しい坂道だ」ということから、猿滑坂と呼ばれるようになった坂道です。

名前から察することが出来る通り、樫木坂ほどではなかったとしても、それに近い難所であったことを感じさせます。

 

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