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【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その17】早朝の新潟駅前から最終日の行程へ
早朝の新潟駅前
まずは横浜から会津若松へ、そこから只見線その他を乗り継いで新潟駅まで出た後に、冬の村上まで。
なんだかんだ今回も結構乗ったなという青春18きっぷの旅も、いよいよ最終日の朝を迎えました。
この日はほぼ日中延々電車移動が続くという日だったのですが、その分スタートも早かったということで、ホテルは早めにチェックアウトした後、夜明け前から夜明けにかけての新潟駅前付近を少々歩いてみました。
この日の日の出時刻は6時59分、チェックアウト時刻は6時30分あたりです。
年末年始休暇中だったこともあってまだまだ街は未明の続き、”宴もたけなわ”な空気がゆっくり薄れていく時間帯にあたったようです。
未明から早朝へ
「新潟市内には雪があまり降らない」などと言われていますが、それはあくまで国内有数の豪雪地帯である魚沼地方等に比べたらの話しですということで、市内でもやはり降るには降るようです(参考:新潟市公式サイト “大雪に備えましょう(市民のみなさんへのお願い)“)。
そもそも、普通に歩いているだけでも(首都圏=南関東に比べれば)結構寒いですからね。
駐車場の片隅に当たり前のように積まれた残雪にしても、本当に降らないエリアのそれとは少々迫力が違いました。
前日夜に吟醸味噌ラーメンを食べた”まごころ亭”(新潟駅前店公式サイト)のある、駅前の弁天通商店街へ。
まだ12月半ば過ぎの冬至<※>から半月も経過していない時期だということもあって、早朝に至ってもあたり一帯には深夜の余韻、前夜の空気が残されていました。この時間まで飲み続けていたと思しき人たちや、今から帰る風の人たち等々ともボチボチすれ違う感じですね。
自分がまさに”そっち側”の人間でいる状態の時はそんな悠長なことを言ってられる場合ばかりではありませんが、そうでない場合、朝の頭、朝の感覚で”オール”の人たちと遭遇することになるバトンタッチな感じ、中々嫌いではありません。
それはそれで、より”朝であること”を実感できる瞬間だったりするんですよね(逆の立場であれば、酔いに酔った宴の後で、良くも悪くも夢が覚める瞬間でもありそうです)。
<※ 一年で一番日が短くなる日で、年ごとに微妙に異なります。2023年は12月22日、24年は同21日です。柚子湯に入る、かぼちゃを食べるなどの習慣があることでもおなじみですね(参考:JAL SKYWARD “冬至とは?“)>
そんな雰囲気を触りだけ味わった後に、新潟駅前と萬代橋間を結ぶ、国道17号線沿いへ。もちろん平日であれば様子は全く違ったものになっていたのでしょうが、こちらもまだまだ、夜の喧騒から眠りについてしばし、といった状態でした。
ライトアップモードから通常モードになって行く”NiiGATA”オブジェも、夜明け前の薄明りの中でどこか寝起きを感じさせる雰囲気を見せています。
新潟駅と、万代口バスターミナル
今日の”18きっぷ旅”スタート駅である、JR新潟駅へ。ここからまずは越後線に乗車し、その先にて信越本線区間を目指します。右手にあるのは、この3月に廃止されるバスターミナルです。
参考:万代口バスターミナル
今回の整備工事でさらなる利便性の向上が期待できるとのことですが、”お馴染み”となった風景の消滅が惜しまれるという一面を有する整備工事でもあります。
そんなバスターミナル前を通って、新潟駅へ。恐らく次の新潟訪問時には新バスターミナルが開業しているだろうということで、個人的にはこれで見納めとなる風景です。