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【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その16】新潟駅前の味噌ラーメン・まごころ亭

旅先グルメとカフェ

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【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その16】新潟駅前の味噌ラーメン・まごころ亭

“吟醸味噌ラーメン”の人気店へ

変則的な”18きっぷ旅”を楽しんだ後、予定より早く帰ってくることになった村上からの復路(参考:冬の村上へ -塩引き鮭と特急いなほ号-)。

新潟駅前の弁天通商店街にて、気になるお店を見つけました。

駅前(万代口)界隈、中でも弁天通は、このところ新潟に来るたび立ち寄っているエリアではあるのですが、昼と夜とで大分雰囲気が違ってくるのも魅力の一つです(参考:お昼時の新潟駅前と、長岡小嶋屋夜の新潟駅前)。

何かここで食べていきたいのだけど、どこから手を付けたらいいのかわからない、というくらいの活気がある”旨いもの街”で(そもそもこれまでは、既に腹八分の状態でこの界隈を歩くことが多かったんですよね)、一軒一軒食べて周っても楽しいのではないかと思ったりもするのですが、今回は割とすんなり「今日の晩御飯はここにするか」ということで決まってしまい、一旦ホテルに帰った後で再び現地へ赴くことにしました。

夜になると、一気にあたり一面が”おいしそうなお店”だらけになる商店街の中、今回は吟醸味噌ラーメンの”まごころ亭”(新潟駅前店公式サイト)へ。

何を食べてもおいしい、おまけにお酒も美味しいものが揃っているという”食天国”な新潟では、ラーメンもまた名物の一つなのですが、中でも特に1.新潟あっさりラーメン、2.燕三条背脂醤油ラーメン、3.長岡生姜醤油ラーメン、4.新潟濃厚味噌ラーメン、5.三条カレーラーメン、以上5つについては”新潟五大ラーメン”としてカテゴライズされています(参考:新潟ラーメン.com新潟5大ラーメンとは?“)。

あっさり背脂醤油生姜醤油味噌カレーですが、ラインナップを見ただけでも「ぜひとも食べてみたい」と感じさせるもの、”ぜひとも”を埋めた後にそのままの勢いで食指をそそられそうなもの、そんなカテゴリのオンパレードとなっている感じですね。

まず間違いなく美味しいだろうとわかっているものに対して、強いて「それでは、どのように美味しいのだろうか」といったあたりをじっくりわかってみたい、そんなことを連想させられたりする”五大ラーメン”の区分の中、この日の夕食として味噌ラーメンを即決した故は、一にも二にも”吟醸味噌”という響きでした。

商品の写真とこのネーミングを見た時に、そこで瞬殺されたといった感じです 笑。

ということで、店名に付された”吟醸味噌ラーメン”です。

“五大”区分だと、濃厚味噌にカテゴライズされるラーメンでしょうか。

ぱっと見の美味しそうな彩りといい、一口食べた時の、ゆずと揚げニンニク?の繊細な風味の広がり方といい、ラーメンの上に載っているもやしやチャーシューの味付けや仕上げ、さらには麺やスープとの相性というか、ラーメンって食べ物の可能性みたいなものが深く広がって伝わって来る感じがとてもよかったです。

シンプルに、滅茶苦茶美味しかったのですが、そのおいしさに深みがある感じなんですよね。

組み合わせの妙ということでは、元町の赤丸塩ラーメン(辛い塩ラーメン)の”春菊+塩ラーメン”が持っているのと同種の良さ(この組み合わせ、マジで最高すぎる!というような)がありました。

元々”まごころ亭”は県内でも人気店のひとつではあるようなのですが、新潟では、ラーメン一つとってもレベルが違う、そもそも勝負を挑んで来る(?)ベクトルが違うのだということが伝わってくるような一品でした。

例えば、我らが地元を代表する家系ラーメンあたりと比べると、家系というのは(個人的な印象としては)シンプルに豚骨醤油の濃さとかパンチがズバッとくる感じで、好きな人にとってはその刺激がたまらないからリピートしたくなるという魅力があるのですが、それに比べるとインパクトとか刺激というよりは、深く広がってじわじわしみ込んで来る感じ。同じラーメンなんだけど違う食べ物みたいな、そういう味わいがあったのが”まごころ亭”の吟醸味噌ラーメンの(個人的に感じた)良さでした。

どっちも美味しい、どっちも好き、もちろんどっちもラーメンなんですが、伝わってくるものが違う、おいしさの意味合いが違う、そんな感じですね。

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