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“YOKOHAMA AIR CABIN”乗車記(運河パーク駅・桜木町駅間)

新港ふ頭

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“YOKOHAMA AIR CABIN”乗車記(運河パーク駅・桜木町駅間)

about YOKOHAMA AIR CABIN

今年4月(22日)にオープンしたという、都市型循環式ロープウェイ”YOKOHAMA AIR CABIN”(公式サイト)。

ちなみに都市型とは都市で交通手段として用いられていることを、循環式とはゴンドラが循環運用されていることをそれぞれ意味しますが、新港ふ頭の運河パークと桜木町駅前を結び、運用開始から早くも半年が経過しました。開業前から気になるには気になっていて、開業後も「機会があったらいつか乗ってみたいな」とは思っていたのですが、この度その機会に恵まれたということで、初乗車してきました。

乗車記

運河パーク駅

運河パークのワールドポーターズ前、エスカレーター上からも、

桜木町駅方面から伸びたロープウェイの鉄塔が立ち、張られたロープで吊るされたゴンドラが行き来しているのが分かりますが、

乗り場自体もすぐ傍、汽車道の向こうに赤レンガ倉庫(公式サイト)や赤レンガパークを望めることでおなじみ、ナビオス横浜(公式サイト)のすぐ隣にあります。

丁度ワールドポーターズとナビオスの間の隙間がエアキャビン乗り場(運河パーク駅)によって埋められた形ですが、ロープウェイのチケット売り場は入ってすぐのところにあります。

運賃は、中学生以上片道1000円(3歳~小学生まで500円)往復1800円(同900円)です。予約券販売無し、当日券のみの販売です(詳細は公式サイトまで)。営業時間についても公式サイトに日別、期間別の記載がありますが、概ね朝は10時から、夜は21時、もしくは22時までの営業です。

乗り場は二階で、改札をくぐると、扉の向こうにはゴンドラが待ち構えています。

ゴンドラ内

ゴンドラ乗り場に入ると、開業から既に半年が経過しているのですが、まだどこか新築の匂いがします。

いよいよゴンドラが近づいてきました。

ちなみにこのゴンドラ、ぱっと見、ものすごくカッコイイです。

汽車道と並走

いざ、乗車! ということで、桜木町の駅前まで、汽車道に並走する”空の旅”が始まりました。

スタート地点では気分的にも上々の出だしで、期待感に膨らむ時間だったのですが、

眼下に汽車道を望めるあたりに差し掛かった辺りから、やや空気が変わってきます。

率直に、その高さが怖くなってくるんですね 笑。

丁度運河パーク駅と桜木町駅の中ほど、みなとみらい大通りの上空に差し掛かった辺りでゴンドラは最高点に到達するのですが、桜木町駅に向かう下り道になると、とにかく到着の時が焦れるようになります。

桜木町駅着!

当初想像していた乗り心地とはだいぶ異なり、ロープウェイ初乗車は多分に刺激的な体験となったのですが、汽車道歩きと比べた場合、ゴンドラを降りた後の”ちょっとした旅行を終えた”感がなんとも新鮮に感じられました。

汽車道を普通に歩いて運河パークから桜木町駅前に向かうこと(あるいはその逆)を考えた場合、普通に楽で、時間も節約できます。さらには結構な高さがあったりもする上、感想には個人差が出てくるところとなるでしょうがスリルも味わえるので、面白い乗り物であることに間違いはないです。

ロープウェイの桜木町駅は、コレットマーレのすぐ横、JR桜木町駅の駅前です。汽車道付近やみなとみらい大通り界隈を歩くときと、桜木町駅前に降り立った時、駅を含めたロープウェイの存在感はやはり抜群です。

結論として

“都市型”はある意味、山間部に通されたロープウェイ以上に迫力があります。

高低差でいえば、山間部に通されたロープウェイの方がはるかに高いところを進んでいるので、乗車前のイメージ的には迫力もそちらの方が勝っているのではないかと感じられるのですが、実際に乗ってみるとなまじ真下に見える汽車道沿いの風景が見知ったものである分、高さがリアルに伝わってくる部分があるということか、想像以上にスリルが加算されます。

乗り心地的にはコスモワールドの大観覧車・コスモクロック(公式サイト)に近いものがあるようにも思えますが、あの観覧車をもっと初心者に優しくした感じですね。

ちなみに、コスモクロックとのセット乗車券大人片道1500円(3歳~小学生まで1200円)往復2300円(同1500円)で販売されています。

交通手段としては確かに便利は便利なのですが、「これ、絶対に必要か?」と言われてみると「さて、どうだろうか」と感じてしまう部分は無きにしも非ずです。

ただし、いざ出来てしまうと無いよりはあった方がいいだろうと思えてくるし、観光エリアへの新しいアプローチが増えたことで魅力が増した部分も確実に増えているでしょう。

ロープウェイはあくまで交通手段なので、ロープウェイ単体でどうだというよりは、それぞれアプローチ先との連動で魅力が変わってくる部分が多分にある、というのが教科書的な捉え方でもあるのでしょうが、横浜エアキャビンの場合の”未知数”要素は、特に新港ふ頭方面の魅力との連動がどうなるのかという部分ですね。

とはいえ、運河パーク駅、桜木町駅、いずれかの近くに立ち寄ることがあったら、一度くらいは乗ってみても面白いんじゃないでしょうか、とは今回の乗車で思えました。

アクセス

桜木町駅

運河パーク駅

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