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【冬の終わりの札幌へ その15】エピローグ -札幌発、苫小牧経由で大洗まで-

冬の終わりの札幌へ

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【冬の終わりの札幌へ その15】エピローグ -札幌発、苫小牧経由で大洗まで-

札幌発、苫小牧フェリーターミナルへ

札幌駅前発

タクシー観光(札幌オリンピックミュージアム札幌市資料館(旧札幌控訴院))終了の後、札幌駅前から苫小牧フェリーターミナル行きのバスに乗車しました。

往路同様、改めてですが、札幌駅からであればやはり高速バスでの移動にお手軽さを感じます。

バスが出発してしまえば、次に降りるのはフェリーターミナルです。

ということで、ここで札幌とはしばしのお別れとなりました。

札幌駅前発後、往路とは真逆のルートで苫小牧のフェリーターミナルへ。

往路と同じく、約1時間40分の行程です。

フェリーターミナル着、復路の船旅へ

フェリーターミナル到着後は、すぐに乗船手続きを済ませました。

仮に帰りの足が飛行機であれば、北海道(新千歳空港)から首都圏(羽田空港)までは約1時間30分です。空港到着時点で後は帰るだけだという気楽さと寂しさが入り混じる時間となるところですが、フェリーの旅だとその帰り道に、残り一泊分の時間があるんですよね。

札幌で宿に泊まるも一泊、フェリーで船中泊するも一泊ということで、ここからが最後のお楽しみの時間のはじまりとなります。

苫小牧フェリーターミナル

苫小牧のフェリーターミナルは、大洗以上に空港っぽい雰囲気が強かったです。

空港との違いといえば、外に見えるのが滑走路+飛行機なのか、

それとも港+船なのかの違いがあるくらいでしょうか。

さんふらわあ号は既に定刻入港済で、後は乗船開始を待つばかりなりという時間です。

お土産コーナーには、大洗の街を思わせる一画もありました。ガルパンの広告は苫小牧フェリーターミナルでも結構見かけたのですが、もちろん、フェリーの行先である大洗を絡めたものですね。

復路の航海へ

苫小牧港発

大洗の時同様、苫小牧発のタイミングに合わせて展望デッキまで出てみました。

さんふらわあ号では乗船後即入浴可能になるということで、往路同様に乗船とほぼ同時に入浴を済ませてからの”旅の締めにあたる時間”となりました。入浴後の体には夜風が少々寒い季節でもあったのですが、やはり船上からの風景にはぜひ味わっておきたい独特の風情がありますからね。

出航後しばらく夜の苫小牧の港を眺めた後、夕食を取りにレストランまで。

ここでまたジンギスカン定食を頂きました。結構おいしかったです。

食後は、往路便では行く機会がなかった売店をのぞいてみました。

さんふらわあ号オリジナルグッズの他、

北海道みやげ、大洗みやげ、アメニティなどなど。

このほかお菓子やおつまみなんかも、街中で買うのと大して変わらない程度の値段で買えるようです。結構お得感ありますね。

復路の航海

ちなみに復路のさんふらわあ号では、往路の航海時同様、入浴・食事等々を済ませた後で一度早い時間に仮眠を取り、深夜の時間を楽しんだ後で、再び朝食の時間まで軽く就寝、というようなペースで最後の夜を過ごしました。

往路復路の違いとしては、往路の乗船直後の時間帯のように船中で道に迷うというようなことが復路ではなかった点でしょうか。ここは割と助かったところでした。

苫小牧を定刻に出航したさんふらわあ号は、日付け替わり後には八戸沖付近、

深夜1時30分ごろには岩手県・久慈沖へ。

明けて8時過ぎには、宮城県・仙台沖に達しました。

フェリーってひたすらゆっくり進んでいるように見えて、実は案外速いんですよね。

さんふらわあ号の場合、営業速度は24ノット(公式サイト)、キロ換算(×1.8)すると大体時速45キロ程度です。およそ一般道での車の通常運転程度の速さで、ひたすら海上を進むわけです。

いよいよ大洗港が近づいてきた今回の船旅で、最後の食事となる朝食をとると、

ここからの最後の時間を案外長く感じたりもしたのですが、

やがてさんふらわあ号は定刻に大洗港に入港しました。大洗マリンタワーが懐かしいです。

下船後は、大洗フェリーターミナルから、タクシーで大洗駅へ。

いよいよ旅のクローズの瞬間が迫り来ます。

エピローグ

大洗駅にて

フェリーの到着日が丁度映画の公開日だったからだということなのでしょう。

久しぶりの大洗駅に、またガルパングッズが増えていました。

そして始まる大洗名物・ガルパン攻勢ですが、

見覚えのあるグッズの他に、

気のせいかもわかりませんが、往路にはなかったポスターも増えているような?

なんてことを思ってしまうくらい、にぎやかに感じました。

改札を抜け、ガルパンエリアを抜けてホームに降り立つと、いよいよ旅の終わり感が強まります。

苫小牧から大洗に到着後、改めてガルパンのポスターやパネルを浴びるほど見ていると、大洗に帰ってきたんだという実感も沸いてきますが、そもそもその大洗にしたって、フェリー港があるだけの街ではなく、十分単体での旅の目的地となり得る魅力を持った観光地なんですよね。

復路のドライブ

大洗から水戸までは鹿島臨海鉄道大洗鹿島線、その先は車でということで、実に久しぶりのドライブで横浜を目指す道中。常磐道の某サービスエリアでは、桜が満開になっていました。

(おわり)

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