【横浜街歩き/日本大通りエリア】開港広場一帯 その3 -大桟橋-

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【横浜街歩き/日本大通エリア】開港広場一帯 その3 -大桟橋-

大桟橋の沿革

山下公園から日本大通り方面に向かって歩いて行った時、斜向かいに開港広場を望める交差点の向かって右方向にあるのが、現役の国際港として活躍している大さん橋です。

開港広場からであれば、海側にまっすぐ進んだつきあたりに位置しています。

現在は「海上に作られた公園」的な機能も有していて、屋上は、別名=通称名で「くじらの背中」とも呼ばれています。市民からの公募で決定されたこの通称名、「上空から見るとそれっぽく見えるから」なのでしょうが、大桟橋の内部は、屋上が「背中」であることから「くじらのお腹」とも呼ばれているようです。

元々大桟橋は、象の鼻=イギリス波止場の延長線上に作られた波止場でした。

イギリス波止場、フランス波止場に挟まれた位置に、1894年=明治27年、メリケン波止場として竣工した波止場が、大桟橋の直接のルーツに当たる波止場です。

大桟橋に入港する大型客船情報については、大桟橋公式サイトから誘導される横浜市の公式情報や、横浜港クルーズメール(横浜市公式)でも得ることができるほか、ライブカメラも設置されています。

くじらの背中:屋上広場他

あかいくつ号バス停、”大さん橋客船ターミナル”から。

大桟橋へは開港広場付近から徒歩でも進める(交差点を、開港広場と反対方向、海側へ直進した突き当たりです)のですが、例えば観光周遊バス”あかいくつ号”を利用すると、目の前まで連れていってもらえます。

バス停の向こう側にあるのが大さん橋の正面入り口で、中に入ると出入国カウンターや乗船口などがあります。「くじらの背中」こと大さん橋の屋上階は、この屋根の上に造られています。

この時は、真横に飛鳥Ⅱが停泊中でした。

前記したように、大桟橋へは開港広場前の交差点からでも十分歩ける距離にはあるのですが、真横にピア象の鼻や象の鼻パークをみながら、それでも結構な距離を歩くことになると言えば歩くことになります。

なので、時間やルート、プランが合えば(日中であれば、あかいくつ号は30分に一本のペースで運行されています)、圧倒的にあかいくつ号の利用がオススメです。

以下は私見ですが、あかいくつ号を使うのであればみなとぶらりチケットやバス一日乗車券などのお得チケットの利用がオススメ、その手のチケットを使うのであれば、ベイエリアを走るバスを多用した観光がオススメ、結論として、みなとみらい線の沿線でバスをメインとした観光をするのであれば、ぜひ大さん橋には立ち寄っておきましょう、という感じのスポットです。

位置的にも、施設的にもですね。

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大さん橋入り口前、なだらかな上り坂を上り切ったあたりからの眺め。

真っ先に目につくのはやはり横浜税関=クイーンの塔や、神奈川県庁本庁舎=キングの塔、さらには横浜税関横に見える、神奈川県警本部庁舎でしょうか。

足下や真横に目を向けると、大きい船の甲板をイメージしたようなスロープ。このデザインによって、大さん橋は昼夜を問わず特有の雰囲気を醸しています。

超大型船の甲板のように見える「くじらの背中」は、海に向かってまっすぐ伸びています。

入り口から先端までは結構な距離がありますが、横浜を代表する国際港がまるで船そのものにも見えるという作り、中々粋な設計です。

横は延々海なので、

「甲板」のへりの部分を歩いて進めば進むほど、大さん橋自体が海に浮かんだ船の様にも感じられます。

かと思うと、中央部分には、一部芝生エリアがあるので公園ぽく見えたりもしますし、

「背中」の左右を行ったり来たりもできるので、周辺の風景が方々から楽しめます。

海上なので風も強いのですが、季節によっては日差しも強烈です。

特に夏日などはその場にいるだけで汗が吹き出してくるようでもあります。

ということで、大さん橋を含むコースは、ジョギングやウォーキングのコースとしても人気があるようです。

もちろん、大さん橋本来の役割を考えれば現役の国際港としての機能が期待されているので、大型客船もしばしば停泊します。

今年は事情が事情なだけに例年と比べると寂しい部分もありますが、それでも客船停泊中は、中々に華やかでもあります。

停泊しているのは、ご存じ飛鳥Ⅱ。横浜港を母港とする、日本船籍の大型クルーズ船です。

象の鼻パークや赤レンガパーク、あるいは山下公園から停泊中の飛鳥Ⅱを見るととんでもなく大きい船に見えるのですが、大さん橋自体の大きさと比べると、さすがに余裕を持って停泊しているように見えます。

確かに飛鳥Ⅱも大きいとしても、大さん橋はそれ以上に大きいことが、わかりやすく伝わってきます。

周辺の風景は、山下公園側、みなとみらい側共に抜群。「くじらの背中」デッキを歩いていくと、左右にそれぞれ、オススメビュースポットの提示がされています。

氷川丸とマリンタワーが同時に望めるスポット。

赤レンガパーク、ランドマークやクイーンズスクエア、クイーンズタワーなどみなとみらい方向の景観が抜群のスポット。こちらは特に、日中の景観より夜景が抜群に映える一帯ですね。

みなとみらい側から望む山下公園方面の風景にも、中々見応えがあります。その景観によって目が覚めるような刺激がもたらされるというよりは、遠くに喧騒を望めることが出来る感じの、どこか癒しの風景ですね。その辺り、基本的に大さん橋から望める風景・全方位に共通した特徴であるように感じます。

みなとみらい方向に目を向けた時、手前にある黒っぽく見える倉庫は赤レンガです。

大さん橋の先端からは、ベイブリッジと鶴見つばさ橋が視界に入ります。手前の海上を進むのは、山下公園の乗り場に向かうシーバスです。この付近の海上は、シーバスのみならず他観光遊覧船も頻繁に往来しています。

 

くじらのお腹:出入国ロビー・大さん橋ホール他

“くじらのお腹”、大さん橋の二階部分へは、正面のバスロータリー側からでも入れるのですが、くじらの背中側からも回り込むことが出来ます。

ホールへ向かうか、それともロビーへ向かうか。

どちらに進んでも、くじらの背中(大さん橋屋上)から続くウッドデッキ風の道が作られているのですが、下写真は大さん橋ホールへ向かう方面の道。地理的には海側に向かう進路で、大さん橋ホールレストランへとつながっています。

くじらの背中=大さん橋屋上方向を振り返ってみると、道が青く照らされています。

大さん橋ホール方面から屋上へ向かうときは、このルートを戻ることになりますが、大さん橋の屋上=くじらの背中側入り口から、大さん橋二階の「くじらのお腹」へと入り、大さん橋ホール等とは反対方向へ進むと、出入国ロビーのあるフロアへ向かいます。

二階フロアは思いのほか天井が低いようにも感じるのですが、出入国カウンターがある一帯には、どこか空港ロビーのような雰囲気、独特の開放感があります。ここがまさしく、世界に向けて開かれた空間ですからね。

“横浜へようこそ”。乗船口から出てきたときに目に入る位置に掲げられています。国内というよりは、インバウンド観光向けメッセージですね。

ちなみにこの手の心遣いについては、訪日客へのサービスっぽい、横浜というよりは「日本へようこそ!」的に作られた一帯が、正面入り口すぐのところに設けられています。

ホールにはピアノも置かれています。いわゆる「街角ピアノ」「ストリートピアノ」ですね。演奏されている方もぼちぼちおられるようです。

向かって右手の乗船口、遥か向こうにはベイブリッジも望めますが、二階=「くじらのお腹」には乗船口もあります。

中央にカウンターなど、両サイドには乗船口という作りになっています。

いうまでもなく両サイドはすぐそこが海なので、眺めながらの休憩も可能です。

休憩所の周りにはガチャ(ポケモンなど)が置かれ、自販機もたくさん置かれといった感じで、ボチボチ人気を博す一帯になっているようです。

「くじらのお腹」(二階)から「くじらの背中」(屋上)へは、結構いろんなところから行けるようになっているほか、

観光船「ロイヤルウイング」乗船カウンターがあったり、

観光案内や地元球団・DeNAベイスターズのPRがあったり、

帆船の模型が置かれていたりします。

突き当たりは大さん橋の正面入り口。出ると、向かって左側にはバス停があります。

大さん橋屋上「くじらの背中」からの景観を楽しんだり、ぐるっと歩いて回ったり、そのあとで二階フロアで一休みという感じで時間をとると、軽く小一時間程度かかります。

そのくらい時間をかけた方が楽しめるという目安でもありますが、30分後の「あかいくつ」に乗車することを予定しているのであれば、ちょっと屋上に出て、すぐ戻ってくるといった感じで楽しむことも出来ます。

この辺りは「大さん橋を通過点にするか」それとも「ゆっくり見ていくスポットにするか」で可変となる部分ですが、いずれの場合にも言える共通項としては、「大さん橋歩き」は夏や冬の盛りより、春や秋など気候の良い季節がオススメです。

 

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