この記事を読むのに必要な時間は約 1 分51秒です。
【about 根岸線】JR桜木町駅前と鉄道創業跡(記念碑、鉄道展示)
鉄道創業の地
桜木町駅新南口と”鉄道創業”
新南口
JR根岸線・桜木町駅の新南口は、新市役所の設置によって開設された出口ですが、もう一つ、鉄道創業関連史跡等への最寄り出口になっているという特長があります。
元々(新南口開設前は)この付近には改札が無かったため、”ちょっと寂れた東西間の連絡通路の通過点”といった空気を醸す一帯となっていて、史跡にしても埋もれていた感が無きにしも非ずといったところだったのですが、今は新南口開設によって一気に開かれた場となりました。
改札上の写真は、初代横浜駅の様子です。
旧横ギャラリーへ(旧横濱鉄道歴史展示)
現在、初代横浜駅=桜木町駅傍(西口方面)では、旧横濱鉄道歴史展示(CIAL公式サイト)が常設されています。
JR桜木町ビル(公式サイト)の、1・2階(2階部分は吹き抜けとなっています)部分ですね。
南改札の西口経由で桜木町ビルの裏手から進む場合、間に一つ信号を挟むことになるのですが、新南口を利用した場合は、信号を渡る手間を省くことが出来ます。
鉄道創業の地 記念碑
記念碑は、出口を出てすぐのところに置かれています。
冒頭にも記しましたが、かつて桜木町駅に南北の改札のみがあった頃は割と寂れた、それと知っていないと付近を通っても碑を見落とす可能性も無くはなかったような一帯でした。
参考:“鉄道創業の地”記念碑
かつて桜木町駅の南改札を出てすぐのところに置かれていたモレルさんのレリーフや、かつて横浜・新橋間を走っていたSLが置かれている旧横ギャラリーの存在によって、鉄道創業関連の”聖地”となっているのが付近一帯ではあるのですが、新南口開設前は最寄り出口が南改札だったということで、ついで寄りが難しく、それと知っている人たちがわざわざ目指すための場に甘んじていました。
関連史跡巡り自体に割とファン向け、マニア向けという要素があるにはあったんですね。
現在は”記念碑“付近もすっかり見違え、新南口から桜木町ビルへも、信号を渡らずに徒歩1分圏内で進むことが可能です。
これも一つのめぐりあわせですが、どこか”落書きだらけの廃墟が、一転してみなと横浜の新名所になった”という、赤レンガ倉庫の復活を思わせる奇遇含みの再開発ですね。