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【WELBで沿線サイクリング】ワシン坂・山手本通り経由で根岸森林公園へ

港の見える丘公園

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【WELBで沿線サイクリング】ワシン坂・山手本通り経由で根岸森林公園へ

about WELB&VELMO -By Aventulife-

Aventulife社製・WELB&VELMO

今回から3回にわたって、都内に拠点を置いて電動アシスト自転車の開発・販売、メンテナンスプラットフォーム(維持・修理の基盤)の作成等を行っているAventulife(アベントゥーライフ)株式会社様(公式サイト)とのコラボ企画、”WELB(公式サイト)でみなとみらい線沿線サイクリング“をまとめます。

みなとみらい線の沿線住民である私が電動アシスト付き自転車をアベントゥーライフ様よりレンタルさせていただき、実際に沿線をサイクリングで周って乗り心地をレビューしてみよう、という企画です。

試乗パートの前に、今回試乗させていただいた”WELB”について簡単にスペックをまとめますが、見た目がスタイリッシュな上、電動アシスト付きとしてはかなりの軽量、その上で便利かつお手軽に乗れるような性能や、自転車におしゃれをさせるための仕掛けが随所に施されているという、かなりの高性能自転車です。

中でも、車体が超軽量であることは、乗り心地に根本的な影響を与えています。

日常の街乗り用途として使う一台として、軽量の”電動アシスト付き”はもってこいの一台でもあるということで、結論を先に言ってしまうと、予算的に余裕があるのであれば(その上で実際に電動アシスト自転車の購入を考えていたのであれば)、休日の街乗りから通常の通勤通学用途に至るまで、WELBは超オススメの一台です。

 

about WELB

アベントゥーライフ社製品には”人生の中で体験する大小様々な冒険のお供になる“べく発足した母体の中から、”多くの人に刺激的な体験型Experienceを提供すること“を願いとして生み出された製品だという狙い・特長があります(下線部は公式サイト”ABOUT US“より抜粋)。

「よりカッコよく、お手軽に、便利に楽しく乗りこなそう!」ということですね。

ぱっと見は一般のロードバイクとほぼ同じで、車体重量は16.8kgです。電動アシスト付きのそれではなく、いわゆる”ママチャリ”レベルの車体重量です。通常の電動アシスト付き自転車には20kg超えが多く、30kg以上のものについても少なくないことを考えると、かなりの軽量です。高性能であることと同様に、このことがWELBの乗り心地に与えている効果がものすごく大きいのではないかと、今回の試乗を通じて個人的には感じました。

走行スピードは、通常の電動アシスト付き自転車と同じく、24キロでアシスト制限がかかります。ここまでは電動アシストが持って行ってくれる、ただしここでアシストが止まるというラインが24キロです。

自転車の速度をただ数字で見てもいまいちイメージが湧きづらい部分がありそうですが、普通の人が自転車に乗ってそこそこ本気で加速しているときの速度が大体24キロ程度のスピードです。

つまりそこそこのスピード感がある状態へと、アシストで一気に持って行ってもらえます。

さらにということだと、普通の人が本気で加速して+10キロ(35キロ程度)、全力で加速したとして40キロを超えるかどうか(どこまで50キロに近づけるか)、というのがよくあるところではないかと思いますが、電動アシスト付き自転車に求めるべき性能としては、街乗りの際に快適かどうかが重要な点となってくるので、ひと漕ぎするだけで街乗りのスピードに近づいてくれるという乗り心地は申し分なく、アシストに頼るだけで快適なサイクリングが期待出来ます

電動アシストについては、効きの強さを基準として、5段階調整が可能です。キツい坂道ではマックスに、そのほかの走行では中間の3に設定しておくことで、快適な走行が期待出来ます。

ギアは9段変速で、右ハンドル側についています。上げる時は人差し指で、下げる時は親指で切り替えるタイプのもので、捜査に慣れるまでに多少時間がかかりますが、乗っているうちに割とすぐ慣れてきます。一段一段の変速の他、長押しすることで一度に二段・三段の変速も可能なので、恐らくは長く乗れば乗るほどしっくりくるタイプのギアではないでしょうか。

ブレーキは、いわゆるシューと呼ばれるラバー製のものではなく、ディスク型(軽い操作できちんと効いてくれるタイプのブレーキです)が採用されています。思い切りかけても効きが微妙だったりするというようなことが無く、さらには雨天時にもしっかり効いてくれるのも、加速同様心強いところです。

バッテリー容量は36v 6.8Ahで、フル充電状態で(アシスト状態によっては)最低でも50キロの走行が可能、およそ600回から900回使用できます(その後はバッテリー交換をする必要があります)。

大体このようなことを予備知識として頭に入れた上で、実際にサイクリングに出向いてみました。

補足として、アベントゥーライフ製の電動アシスト付き自転車にはもう一台、折り畳み式の電動アシスト付き自転車VELMO(VELMO公式サイト)があります。さらに軽量(12.8kg)かつ折り畳みが可能であるということで、通常の車でも持ち運びが可能な、旅先でも乗ることが出来る自転車になっています。

ということで、以下、まずは簡易サイクリングコースガイド付きの”サイクリング記”をまとめた後、終回で改めてWELBの乗り心地についてのレビューを掲載します。

 

参考:アベントゥーライフ公式サイト “WELB“、WELB公式Twitter

 

WELBで沿線サイクリング その1-ワシン坂から根岸森林公園へ-

WELBで沿線サイクリング

1.山手地区の東端・ワシン坂スタートで根岸森林公園まで、

2.本牧通りの間門交差点スタートでみなとみらい大橋まで、

3.みなとみらい線沿線の海沿いを経由し、臨港パークから港の見える丘公園まで、

以上三通りのコースを試乗してみました。

今回は”1″の試乗記です(2、3については後日配信予定)。

 

山手地区の東端から山手本通りへ

ワシン坂

ということで、まずはスタート地点のワシン坂下まで。

実はここにたどり着くまでの試走で、既にある程度快適な乗り心地を味わうことが出来ていました。

マスクしながらの自転車走行なので、小声であれば独り言言い放題の中

「うわ、この加速すごい」

「やっぱ電動アシスト最強だよ」

「めっちゃ快適じゃん、これすごいわ」

と、少々語彙に問題があるようにも思えますが 笑、最初の一漕ぎでスッと進んでくれた上で(体感的には、原付で軽めにアクセルを回したときの感じに近いものがあります)、二漕ぎ目でほぼトップスピード(20キロ台)に乗ってくれる、あとは軽く漕いでいるだけで済むという、実に快適な乗り心地を早速体感させてもらうこととなりました。

引き続き試してみたいポイントとしては、さしあたりこの走行が坂道でどの程度維持されるのかというあたりですよね。

ワシン坂は、徒歩や自転車にとっては楽な坂ではなく、その必要があったとしても自転車を手押しで登らざるを得ないようなエリアを含む坂道なのですが、ギアを軽くしてひと漕ぎすると、ほぼ平地と同じ要領でスーッと上ってくれたため、ある程度上りきるまでのキツ目の坂道も、あっという間の走行でした。

道中のワシン坂公園前や、

ワシン坂上公園を経て、

やや坂道が緩やかになる、港が望めるエリアへ。山手地区の(隠れ?)人気スポットの一つとして、港の見える丘公園の少し手前に位置しているのですが、ワシン坂の下からだとそれなりに距離があります。

なのですが、ここまでの走行で疲れたとか長時間が経過していたというようなことは一切ありませんでした。

 

港の見える丘公園(公園内は自転車走行禁止)

その後、港の見える丘公園内・山手111番館前まで。

道中写真を撮った時間を除くと、ワシン坂の下から5分程度(10分未満)の走行で着きました。体感的には「ワシン坂から来た」とはとても思えないような乗り心地でした。実際に乗るまでは、この時点でそこそこ体力削られるかな、とも思っていたのですが、いい意味で中々とんでもないスタートとなりました。

 

山手本通り

元町公園付近

その後、港の見える丘公園の入り口から、外国人墓地前を経て、山手本通り経由で元町公園まで。

この付近は、春は満開の桜、秋は見事な紅葉が楽しめる一帯で、山手本通りを挟んで右手にある建物は山手234番館です。

山手本通りは、上下二車線の車道に狭い歩道が付いているだけという、歩行者にとっては歩きやすい道ではなく、自転車にとっても比較的走りにくい道ではないかと思うのですが、車体が軽く操作性がいいことからなのか、原付や自動二輪に比べた場合の小回りが利く特性が活かされる感じの走行が楽しめました。

電話ボックス“から目と鼻の先にあるエリスマン邸前から先は、今回の試走初、長めの距離の走行です。カトリック山手教会山手公園入り口、イタリア山庭園への分岐等を経て、地蔵坂上の交差点へ。

ここからは、今回の試走ではじめての下り坂走行ルートです。

電動アシスト無しの自転車に乗っているとき特有の、”下り坂道でマックスのスピード感を体感したい”、”ここで出来るだけ距離と時間を稼がなければ”というような乗り方を意識する必要もなく 笑、むしろ速度を控えめに走らなくては、などと思わされることになりました。

一つには、上り坂や平地での電動アシストがそれだけ効果的だったためですね。

下り坂では、原付や自動二輪などと同じくディスクブレーキが付いていることの利点が活かされる感じで、多少ディスクブレーキ特有のキーキー音が気にはなりましたが、あくまで多少気になる程度、それ以上に”しっかり効いてくれる”ことがありがたい走行となりました。

 

根岸地区へ

山手本通りから横浜駅根岸道路へ

山元町の交差点で山手本通りが終わり、この先は横浜駅根岸道路へ。

山手本通りが下り坂に入ったあたりから微妙に変わり始めた雰囲気は、この交差点を境に道路名が変わることとも併せて、さらに変わります。通り沿いに広がるのはどこか昭和然とした街並みで(同様の雰囲気は、山手警察前から山手トンネル間の本牧通りにもあります)、ここから再びなだらかな上り坂へ。

電動アシストがない自転車の場合、”緩やかな上り坂”は微妙に体力を削られ続ける坂道となることがままありますが、ややなだらか程度の坂道の場合、電動アシスト自転車に乗っていると、そもそも平地なのか上り坂なのかの判別も(乗り心地的には)付きづらい部分があります。

楽かキツいかといわれて、楽だし決してキツくはない、極めて快適な走り心地が楽しめます。

ところで、これは”試乗レビュー”的なことではなく、サイクリング的な部分についてですが、横浜駅根岸道路経由で根岸森林公園までの”街歩き的自転車走行”を進める場合、チェックポイントがいくつかあります。

まず最初のポイントは、山手本通りが終わって割とすぐのところにある柏葉入口の交差点です。ここで左折して道なりに進むと、山手公園入り口や山手トンネル傍に通された本牧通りへと行き当たるという交差点ですね。

以前に桜道の記事をまとめたときに若干触れた記憶がありますが、地蔵坂上の交差点から山手本通りを下って道なりに進んだ場合、この交差点を左折することで、桜道橋の下方面へと向かうことが出来ます(突き当り本牧通りを左折すると、上に架かる橋が桜道橋です)。

続いて、簑沢(みのさわ)入口交差点です。

この交差点の少し手前に、右に折れる大きい道があるのですが、この道沿いには山手の外国人墓地から派生した中華義荘(中国人の墓地)や、同じく山手の外国人墓地と同等の歴史を持ち、”ディープな横浜”が話題となる時にしばしばその名が上がるという、根岸共同墓地(宗教を問わずに受け入れてくれる墓地で、広大な土地に見渡す限りのお墓が並び、ところによっては雑然とした一帯もあります)などがあります(参考:横浜外国人墓地 “外国人墓地のはじまりと、開港期横浜の”墓地”事情“)。

横浜駅根岸道路に沿ってさらに進んだ道沿い右手に、一見したところと全くそれっぽく見えないのですが、根岸森林公園(横浜市緑の協会公式サイト “根岸森林公園“)の入り口へと繋がっていく、山元町4丁目交差点から伸びた右手の坂道があります(一般車の場合は行き止まりとなるので、通行できません)。

 

根岸森林公園(公園内は自転車走行禁止)

青の背景に白文字一色、日本語無し、アルファベットのみというどこか日本ぽくない看板が示唆しているように、ここはかつて米軍に接収され、その後長らく米兵やその関係者の生活拠点となっていた、根岸住宅地区(横浜市公式サイト “根岸住宅地区“)の敷地だったところです。

戦後まもなく中心部をごっそり接収された本牧地区同様、根岸地区は丘の上の一等地といえそうな部分を米軍に接収されていました。

根岸森林公園の間の土地や、その周辺に広がる土地の一部は、かつて”日本の中のアメリカ(軍関係者の居住区域)”だった場所で、付近では今もしばしば”OFF LIMITS”(立ち入り禁止)の注意書きを見かけることがありますが、現在は全てが解除されています(ただし引き続き立ち入り禁止区域となっているエリアは存在します)。

既に日本側への返還が完了して久しい本牧地区と並び、根岸地区でも昭和の時代から随時返還が続き、平成末期に最後の関係者が退去することをもって、”根岸の戦後”が終わりを迎えました。

やはりここにも”OFF LIMITS”がありますが、横浜駅根岸道路沿いから始まる坂道は、根岸森林公園の丁度真ん中にたどり着くように通されています。

現在でこそ、徒歩や自転車にとっては丁度いい場所に伸びているのですが、元々は開放されていなかった道で、根岸森林公園の入り口は、かつてはそのまま横浜駅根岸道路沿い(この付近からさらに少し進んだところ)に用意されていました(現在も、その入り口付近に駐車場などが用意されています)。

立ち入り禁止区域は残されているものの、既に米軍の立ち退きは完了している今となっては、この注意書き自体の効力は失効しています。それでもなおそのまま残されているあたり、かつての風情がそうさせたということなのでしょうか。確かに、今やオブジェと化した”かつて”が残されていることによって、どことなくその昔の根岸一帯っぽさを感じさせる風景となっているようにも見えます。

補足として、根岸森林公園はサイクリングの目的地としては割と格好のロケーションを持っているのですが、公園内での走行は禁止されているという点には注意が必要です。

そのため、根岸森林公園到着後は、公園内では手押しで進む必要がありますが、自転車でこの坂道から上ってきた後は、大きい方の根岸森林公園と、小さい方、歴史的な建造物が残されている方の根岸森林公園、二方向に進むことが出来ます。サイクリングの目的地を根岸森林公園に設定した場合、どちらもお勧めの公園です。

今回は、この先の行程もあるということで、小さい方、史跡がある方を目指しました。

この一帯は、かつて幕末(1866年=慶応2年)に日本初の洋式競馬場として開設された根岸競馬場(1943年=昭和18年閉場)だったところで、芝生の向こうに見える、見方によってはどこかおどろおどろしいお化け屋敷のように見えなくもない建物は、旧根岸競馬場一等馬見所跡です。

関東大震災後の1930年=昭和5年に竣工した建物で、設計者は横浜山手の西洋館を複数手掛けた、JHモーガンさんです(参考:横浜山手とJ.H.モーガン)。

競馬にしてもまた文明開化期に日本に初めて持ち込まれた西洋文化の一つだったのだということで、かつての根岸は、山手地区・山下地区等同様、それなりに華やかな場所だったんですね。

このような外観があるからなのか、侵入者にしても少なくない様子が今も伝わって来ますが、建物内部は立ち入り禁止指定がされています。

ただし根岸森林公園共々、この付近をサイクリングで訪れる人は少なくなく、一帯の人気スポットとなっています。

(”【WELBで沿線サイクリング】本牧通りからみなとみらい大橋へ“へ続く)

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