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【横浜観光FAQ】みなとみらい線沿線のイベントホール一覧
沿線のイベントホール一覧
みなとみらい線沿線とイベントホール
みなとみらい線(+根岸線)の沿線では、特に新高島駅から元町中華街駅にかけてのエリアで、ライブハウス、コンサート会場、イベントホールなど、大小さまざまな施設が設置されていて、通年で様々なイベントが開催されています。
昔からの施設は馬車道~元町中華街エリアに、最新鋭の設備を持つ大規模会場はみなとみらいエリアにそれぞれ多く作られている、というざっくりした傾向がありますが、例えば新高島・みなとみらい間に位置する県立音楽堂や日本大通り・元町中華街間に位置するKAATのように、この傾向に沿わない施設も勿論存在します。
以下、それぞれの施設についての基礎知識と最寄駅別の施設(中規模以上)の概要、およびスケジュール(イベントカレンダー)についてまとめました。
ライブハウス・コンサートホール・イベント会場といった各会場それぞれの違いについては、別記事にまとめています(参考:day-by-day “ライブハウス/コンサートホール/イベントホール“)
横浜駅付近
1000CLUB(ライブハウス)
1000CLUB(公式サイト)は、相鉄ムービル(公式サイト)隣に位置しています。
2015年から2020年まで営業されていたDMM VR THEATER(3D映像を上映するホログラフィック劇場)の後を受ける形で、同年よりライブハウスとしてオープンしました。いわゆる”ライブハウス”ですが、収容人数約1000人とキャパシティ的には突出していて、いわゆる”大箱”の中でも最大級の大きさを持っています。
インディーズレーベルのLD&K(公式サイト)が運営しています。
住所(最寄り駅) | 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-1-5(横浜駅みなみ西口) |
収容人数 | 約1000人 |
スケジュール | https://1000club.jp/category/schedule/ |
地図 |
新高島駅周辺
Kアリーナ横浜(コンサートホール)
Kアリーナ横浜(公式サイト)は、みなとみらいエリアの北端、高島水際線公園隣に新規オープン予定の大型コンサートホールです。
ちなみに施設名に付された”K”は、オーナー会社(KEN CORPORATION GROUP)のイニシャルを表していますが、会場は音楽イベントのために、音の質に細部までこだわりぬいた設計が売りとなっています。
2023年に予定されている主要アーティスト/イベントをピックアップすると、ゆず、LUNA SEA、THE IDOLM@STER SideM、Mötley Crüe、DEF LEPPARDと、内外のビックネームや人気コンテンツが目白押しとなっています。
住所(最寄り駅) | 横浜市西区みなとみらい6-2-2(新高島駅臨港パーク口) |
収容人数 | 20033席 |
スケジュール | https://k-arena.com/schedule/ |
地図 |
KT Zepp Yokohama(ライブハウス)
KT Zeep Yokohama(公式サイト)は、みなとみらい線の新高島駅とみなとみらい駅の間、新高島駅寄りのみなとみらい大通り沿いに位置しています。
いわゆる”ライブハウス”ですが、収容人数は1200席/2100人と、”大箱”の中でも最大級のキャパシティを持っています。
2023年の主要イベントは、SHOW BY ROCK!!(音楽ゲーム)、星川サラ(Vtuber)といった二次元コンテンツから、Repezen Foxx(YouTuber)、RADWIMPS、ACIDMAN、HYDE、LOUDNESS、SEKAI NO OWARI等々、カウントを始めると枚挙に暇がありませんが、様々なメディア経由でビッグネームや大御所がイベントを開催しています。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-6(新高島駅大通り高島口) |
収容人数 | 2146人(スタンディング時)/1251人(椅子使用時) |
スケジュール | https://www.zepp.co.jp/hall/yokohama/schedule/ |
地図 |
パシフィコ横浜ノース(イベントホール)
パシフィコ横浜ノース(公式サイト)は、大型の多目的ホールと様々なサイズの会議室が一体となったイベントホールです(パシフィコ横浜公式サイト “パシフィコ横浜とは“)。
“パシフィコ”自体がいわゆる”MICE”施設として作られたホールで、規模の大きいものでは2010年日本APEC首脳会議はじめ、2019年アフリカ開発会議(TICAD。外務省公式サイト)やアジア開発銀行(ADB。公式サイト)の年次総会などで利用された実績を持ちますが、その一端を担うノースでは一階に多目的ホール、二階~四階に各会議室が用意されています。
“パシフィコ”の中では北端に位置していて、海側に臨港パークがあります。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−2(新高島駅臨港パーク口) |
収容人数 | 大型多目的ホール:5000人(席無し)/2300席 (他、大中小42室の会議室あり) |
スケジュール | https://www.pacifico.co.jp/visitor/calendar/tabid/230/Default.aspx |
地図 |
みなとみらい駅周辺
ぴあアリーナMM(コンサートホール)
ぴあアリーナMM(会場公式、ぴあ公式)は、”音楽専用”が謳われている大型ホールです。
ランドマークタワーのはす向かい、みなとみらい大通り沿いに位置しています。
キャパは着席時10000人、立ち見時12000人で、その名の通り一階席はアリーナとなっています(客席は4階まであります)。キャパや構造的に、市内のライバル施設としては横浜アリーナ(公式サイト)が想定されているようです。
2023年の主要イベントは、福山雅治、BABYMETAL、松任谷由実、YOASOBI、米米CLUBの他、すとぷり、あんさんぶるスターズTHE STAGE、ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOURなどの二次元コンテンツなど。ビッグネームや固定ファンを多く持つ二次元コンテンツなどのイベントに利用されるほか、一般には開かれていない、クローズドな大規模イベントでも利用されているようです。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目2−2 ぴあアリーナMM 2F(みなとみらい駅けやき通り口、桜木町駅東口) |
収容人数 | 立ち見時12000人/着席時10000人 |
スケジュール | https://pia-arena-mm.jp/event/index.html |
地図 |
横浜みなとみらいホール(コンサートホール)
横浜みなとみらいホール(公式サイト)は、駅直結施設であるクイーンズスクエア内部に作られているコンサートホールです。
みなとみらい駅からのアクセス抜群な会場では、オーケストラ・吹奏楽(楽団)やリサイタル(独演)を中心として、クラシック系の演奏会が多く開催されています。
つい最近(2022年10月)、大規模な改修工事が終了して再オープンしました。
特にピアノやクラシックが好きな場合には要チェックの会場ですが、月に何度か無料のコンサートが開催されることでもお馴染みです。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3−6(みなとみらい駅クイーンズスクエア直結口) |
収容人数 | 2020席(大ホール。他、440席の小ホールあり) |
スケジュール | https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/calendar.html |
地図 |
パシフィコ横浜アネックスホール(イベントホール)
パシフィコ横浜アネックスホール(公式サイト)は、複数ある”パシフィコ”の施設のほぼ中央部に位置しています。各種展示会の他、1000人規模のセミナーやパーティー会場として利用されているようです。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1(みなとみらい駅いちょう通り口) |
収容人数 | 1300人 |
スケジュール | https://www.pacifico.co.jp/visitor/calendar/tabid/230/Default.aspx |
地図 |
パシフィコ横浜展示ホール(イベントホール)
パシフィコ横浜展示ホール(公式サイト)は、パシフィコ横浜のアネックスホールと国立大ホールに挟まれる形で、”パシフィコ”のほぼ中央部に位置しています。パシフィコ横浜の中で最大規模のサイズを持つ会場で、展示会、イベント、コンサート、スポーツなど、多目的利用が可能な全天候型フリースペースです(年間利用者数400万人以上)。
過去の主要イベントでは、2002年FIFAワールドカップ、および2010年日本APEC横浜(横浜市公式サイト)のメディアセンターとしての使用実績があります。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1(みなとみらい駅いちょう通り口) |
収容人数 | 18000人 |
スケジュール | https://www.pacifico.co.jp/visitor/calendar/tabid/230/Default.aspx |
地図 |
パシフィコ横浜国立大ホール(イベントホール)
パシフィコ横浜国立大ホール(公式サイト)は、”パシフィコ横浜”及び臨港パークの南端で、クイーンズスクエアやインターコンチネンタルホテル(公式サイト)に隣接しています。
“国立”大ホールの名前の通り、施設の二階以上は国(財務省)が所有しています(パシフィコ横浜公式サイトより)。
コンサート、イベント会場として利用されるほか、各種の学会や展示会、講演会、公開講座など、用途は多岐にわたっています。
住所(最寄り駅) | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1(みなとみらい駅クイーンズスクエア直結口) |
収容人数 | 5002席 |
スケジュール | https://www.pacifico.co.jp/visitor/calendar/tabid/230/Default.aspx |
地図 |
神奈川県立音楽堂(コンサートホール)
神奈川県立音楽堂(公式サイト)は、日本初の本格的な公立音楽専用ホールとして、未だ戦後の混乱が続いていた1954年(昭和29年)、現在地に開館しました。
設計にあたっては、ロンドンのロイヤル・フェスティバルホール(公式サイト)がモデルとされています。
ホールの外壁は全て木で作られていることも特徴で、建築関係の数々の賞を受賞している他、2021年には神奈川県指定重要文化財(建造物)に指定されました。
現在、有料での施設見学ツアーも開催されています(公式サイト)。
住所(最寄り駅) | 〒220-0044 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9−2(桜木町駅西口、みなとみらい駅けやき通り口) |
収容人数 | 1106人 |
スケジュール | https://www.kanagawa-ongakudo.com/event |
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馬車道駅周辺
関内ホール(イベントホール)
昨今流行りの”最新鋭設備を備えた大規模会場”という類のホールではなく、テレビやラジオの”公開生放送”会場を思わせるつくりの、日本全国レベルで見た場合には恐らくもっとも一般的な”ホール”です。
イベントのラインナップも豊富かつマニアックに充実していて、歌劇、落語、講演会、演奏会、地域密着イベント等の他、その昔一世を風靡したタレントさんのイベントも定期的に開催されています。施設内に会場が用意されている他、関内ホール前のスペース(馬車道商店街沿い)でもしばしば路上ライブが行われています。
公式サイト | https://www.kannaihall.jp/ |
住所(最寄り駅) | 〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町4丁目42−1(馬車道駅馬車道出口、関内駅北口) |
収容人数 | 1038席(大ホール) |
スケジュール | https://www.kannaihall.jp/audience/schedule/ |
地図 |
日本大通り駅周辺
大さん橋ホール(イベントホール)
大さん橋ホール(公式サイト)は、現役の国際港である大さん橋の南端に位置する多目的のホールです。
コンサートホールとしてもそこそこのキャパを持つ会場ではありますが、パーティー、展示会、上映会、ライブイベント等々、様々な用途に対応している1000人規模のキャパを持つ会場(最大1100人)であることの他、特筆すべきは”港の中”に位置しているというそのロケーションです。
周りが海に囲まれているので、イベントの前後ではそのロケーションを楽しむことも出来ます。
住所(最寄り駅) | 〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1−4(日本大通り駅情文センター口) |
収容人数 | 1100人 |
スケジュール | https://osanbashi.jp/event/ |
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元町・中華街駅周辺
KAAT 神奈川芸術劇場(イベントホール)
KAAT 神奈川芸術劇場(公式サイト)は、”芸術”・”人材”・”にぎわい”、三つのものを作ることをミッションとしている(公式サイトより)劇場です。
いわゆる”舞台”や”芝居”が好きな人にはもってこいのホールで、しばしば劇団四季(劇団四季公式サイト “KAAT“)も公演しています。
法的には”神奈川県立県民ホール”の芸術劇場がKAAT、”本館”がいわゆる県民ホール(神奈川県民ホール。後述)という扱いになっていて、双方は一体運営が行われているようです(神奈川県公式サイト “神奈川県立県民ホール条例“)。
現在KAATでは演劇、ミュージカル、ダンス等の上演が主として行われています。
本町通り沿いに位置していて、同じビルにはNHK横浜放送局(公式サイト)も入居しています。
住所(最寄り駅) | 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281(日本大通り駅情文センター口、元町中華街駅山下公園口) |
収容人数 | 1200席(ホール) |
スケジュール | https://www.kaat.jp/event |
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神奈川県民ホール(イベントホール)
1975年(昭和50年)1月に山下公園通り沿いにオープンした、神奈川県民にはお馴染みの大型ホールです。
ヨーロッパの一流歌劇場の引越し公演や各種コンサートから、高校や大学の合唱部や吹奏楽部の演奏会等々に至るまで、多彩なイベントが開催されています。
法的には”神奈川県立県民ホール”の”本館”が県民ホール、芸術劇場が前記KAATという扱いになっていて、双方は一体運営が行われているようです(神奈川県公式サイト “神奈川県立県民ホール条例“)。
住所(最寄り駅) | 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町3−1(日本大通り駅情文センター口、元町中華街駅山下公園口) |
収容人数 | 2493人(大ホール)/433人(小ホール) |
スケジュール | https://www.kanagawa-kenminhall.com/event |
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フェリスホール(コンサートホール)
フェリスホール(公式サイト、公式フェイスブック)は、フェリス女学院大学キャンパス内に位置する、中規模のコンサートホールです。
大学構内の施設ですが、フェリス女学院大学音楽学部のコンサートや、山手芸術祭等山手の西洋館が連動する音楽イベント開催時には、一般に開放されます。
住所(最寄り駅) | 〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町52(石川町駅南口、元町中華街駅アメリカ山公園口) |
収容人数 | 約400人 |
スケジュール | フェリス女学院大学音楽学部コンサート、山手西洋館公式 |
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横浜ベイホール(ライブハウス)
横浜ベイホール(公式サイト)は、本牧ふ頭(新山下)の海沿いに位置するライブハウスです。みなとみらい線沿線の他のホールと比べるとアクセスにやや難がありますが、その分雰囲気は随一です。
かつて、ミュージシャン・プリンス(公式サイト)が在りし日にプロデュースしたことで有名だったディスコ”GlamSlam”の跡地に作られたことでもお馴染みという側面を持ちますが、かつての新山下(本牧ふ頭A突堤)ということだと、横浜ベイサイドクラブ(ディスコ)やTycoon(エスニック料理)がその雰囲気を作っていたエリアで、いかにも”かつてのヨコハマ”といった感が無きにしも非ず。
かつての”お隣さん”、イベントホールの”Bay Side Yokohama”も今はモンベルの大型店舗(しんやました店公式サイト)に様変わりしましたが、”GlamSlam”跡地のベイホールは、今もかつての雰囲気を残す施設の一つとなっています。
住所(最寄り駅) | 〒231-0801 神奈川県横浜市中区新山下3丁目4−17(元町中華街駅元町口) |
収容人数 | 1100人 |
スケジュール | https://bayhall.jp/schedule/ |
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