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【横浜観光FAQ】みなとみらい線全駅/直通運転/沿線他社路線情報他

みなとみらい線全駅紹介

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【横浜観光FAQ】みなとみらい線全駅/直通運転/沿線他社路線他

about みなとみらい線

みなとみらい線・概略

みなとみらい線公式サイト)は、2004年の2月に、横浜駅・元町中華街駅間で開業しました。

経営母体は、横浜市や神奈川県の他東急電鉄等民間企業出資の下で1989年3月に設立された、横浜高速鉄道です。

官民共同出資の、いわゆる第三セクター(三セク)鉄道ですね。

「横浜都心部に新たな交通軸を構築し、利便性の向上や都心エリアの一体化・機能強化を図ることにより、みなとみらい21地区の開発促進や馬車道、関内、山下町、中華街、元町など、旧市街地を活性化」(公式サイト “横浜市との協約“より引用)することが経営上の目標とされています。

参考:みなとみらい線公式サイト “会社概要

乗車時間・運賃・お得切符

それぞれの駅間距離は、乗車時間にして概ね1~2分程度、横浜駅から元町中華街駅まで各駅停車で乗車したとして、約10分程度です。

以下、横浜駅を起点とすると(乗車時間は各駅停車換算です)、

駅名 乗車時間(横浜から) 運賃(横浜から)
横浜駅
新高島駅 約2分 200円
みなとみらい駅 約4分 200円
馬車道駅 約6分 200円
日本大通り駅 約7分 230円
元町中華街駅 約9分 230円

運賃は初乗りが200円、日本大通り駅・元町中華街駅まで乗車する場合のみ230円となります。

市営バスの初乗り運賃が220円なので、運賃のみで計算するなら日本大通り駅より先に向かう場合のみ、市営バスの方がお得だという計算ですね(参考:みなとみらい線沿線を走る路線バス)。

ただしみなとみらい線を乗り継いで(=乗車・下車を繰り返して)目的地へ向かう、あるいは観光のメインの足にみなとみらい線を利用するというような場合であればこの限りに非ず。

みなとみらい線のフリーパスである”みなとみらい線一日乗車券“が460円で購入できるほか、JR根岸線各駅で購入可能な”ヨコハマ・みなとみらいパス“に至っては、530円でJR根岸線の新杉田駅・横浜駅間とみなとみらい線全線の乗車が一日フリーとなります(参考:街歩きと各種お得切符 -電車-)。

共に三回乗車すれば元が取れるという”フリー切符あるある”な価格設定となっているので、ここは考えどころの一つかもしれません。特に青春18きっぷ期間中であれば、後者の”ヨコハマ・みなとみらいパス”のおススメ度はかなり跳ね上がるようには思えます。

みなとみらい線・全駅情報

元町・中華街(山下公園)駅

駅情報 駅基本情報他 駅構内・出口案内
MM線隣接駅 日本大通り(県庁・大さん橋)駅
JR根岸線近隣駅 石川町駅(最寄り) 山手駅(近隣)
街歩きエリア 元町・中華街駅エリア
マップ

日本大通り(県庁・大さん橋)駅

駅情報 駅基本情報他 駅構内・出口案内
MM線隣接駅 元町中華街駅 馬車道駅
JR根岸線近隣駅 関内駅(最寄り) 石川町駅(近隣)
街歩きエリア 日本大通り駅エリア
マップ

馬車道(横浜市役所)駅

駅情報 駅基本情報他 駅構内・出口案内
MM線隣接駅 日本大通り駅 みなとみらい駅
根岸線近隣駅 桜木町駅(最寄り) 関内駅(近隣)
街歩きエリア 馬車道駅エリア
マップ

みなとみらい駅

駅情報 駅基本情報他 駅構内・出口案内
MM線隣接駅 馬車道駅 新高島駅
根岸線近隣駅 桜木町駅
街歩きエリア みなとみらい/新高島エリア
マップ

新高島駅

駅情報 駅基本情報他 駅構内・出口案内
MM線隣接駅 みなとみらい駅 横浜駅
根岸線近隣駅 横浜駅(最寄り) 桜木町駅(近隣)
街歩きエリア みなとみらい/新高島エリア
マップ

横浜駅

駅情報 駅基本情報他 駅構内・出口案内
MM線隣接駅 新高島駅
根岸線近隣駅 桜木町駅 (他、京浜東北線東神奈川駅)
街歩きエリア 横浜駅エリア
マップ

みなとみらい線・直通運転

東急東横線

東急東横線(東急電鉄公式サイト “東横線“)は、横浜駅・渋谷駅間(全線)で直通運転が行われています。

参考:【みなとみらい線からの直通運転】東急東横線内の連絡駅

東京メトロ副都心線

東京メトロ副都心線(東京メトロ公式サイト “副都心線“)は、渋谷駅・和光市駅間(全線)で直通運転が行われています。

沿線の連絡駅についての詳細は後述しますが、途中停車駅の小竹向原駅、および和光市駅では、それぞれ西武有楽町線(小竹向原駅より先)、東武東上線(和光市駅より先)に連絡しています。

そのため、みなとみらい線・元町中華街駅から西武秩父駅(秩父線)、森林公園駅(東武東上線)まで、いずれも乗り換えなしで移動することが出来ます。

参考:【みなとみらい線からの直通運転】東京メトロ副都心線の連絡駅

みなとみらい線沿線を走る各社の路線

JR根岸線

JR根岸線(ジョルダン “根岸線の時刻表・停車駅“)は、横浜駅・大船駅間を結ぶ路線です。

1960年代から70年代にかけて桜木町駅より先、大船駅までの間が随時延伸されていくという形で敷設され、最終的に1973年4月、現在の横浜駅・大船駅間が全通しました。

横浜駅より先は埼玉県の大宮駅までが京浜東北線として、横浜駅のお隣東神奈川駅から八王子駅までが横浜線として、それぞれ根岸線区間からの直通運転が行われています。

みなとみらい線との並走区間は横浜駅から石川町駅までですが、本牧・三渓園方面までをみなとみらい線沿線の観光エリアに含めて判断する場合、石川町駅の一つとなり・山手駅についても”元町中華街圏内”に含むことが出来ます。

根岸線のお得切符としては、根岸線の新杉田駅・横浜駅間とみなとみらい線全線が一日乗り放題になるというフリー切符・ヨコハマ・みなとみらいパス(公式サイト)が用意されています(大人530円、子供260円)。

【JR根岸線とみなとみらい線】みなとみらい線並走区間の根岸線全駅情報

横浜市営地下鉄ブルーライン

東海道新幹線下車後にみなとみらい線沿線まで出る必要がある場合、重宝できる可能性がある路線が横浜市営地下鉄・ブルーラインです。イチ押しは日本大通り駅界隈が目的地の場合ですね。

みなとみらい線沿線の各駅 みなとみらい線・対応駅
高島町駅(公式サイト / マップ 新高島駅(やや距離あり)
桜木町駅(公式サイト / マップ 馬車道駅(やや距離あり)
関内駅(公式サイト / マップ 日本大通り駅
伊勢佐木長者町駅(公式サイト / マップ 日本大通り駅(やや距離あり)

参考:JR新横浜駅からみなとみらい線沿線へのアクセス、横浜市交通局公式サイト “市営地下鉄ブルーライン・路線図

京急線

横浜を走る私鉄として知名度が高い京急線も、沿線の一部区間で”ニアミス”があります。JR桜木町駅は、みなとみらい線・みなとみらい駅と京急線・日ノ出町駅の中間付近に位置しています。

京急線各駅 みなとみらい線対応駅
戸部駅(公式サイト / マップ 新高島駅(やや距離あり)
日ノ出町駅(公式サイト / マップ 馬車道駅(やや距離あり)

みなとみらい線沿線へのアクセス

基点 アクセス方法
JR新横浜駅 JR新横浜駅からみなとみらい線沿線へのアクセス
JR他東京駅 東京駅からみなとみらい線沿線へのアクセス
JR他新宿駅 新宿駅からみなとみらい線沿線へのアクセス

沿線お得切符/各種公式情報他

沿線街歩きとお得切符

各種公式情報(メールマガジン、定期刊行物)

一日で周れる沿線スポット・5選

山手本通りエリア(ex.港の見える丘公園)

about 港の見える丘公園

港の見える丘公園は、1962年=昭和37年に開園した、横浜中心部を代表する公園の一つです。

西洋館外国人墓地などと並んで横浜山手観光の看板となっている公園ですが、元町中華街駅スタートの横浜山手観光の場合、ここをスタート地点とすると以降がスムースに進みます。

フランス山地区と西洋館・文学館以外のエリアは24時間入場可、文学館(大佛次郎記念館、神奈川近代文学館)と喫茶店(cafe the Rose)、ホテル(KKRポートヒル横浜)以外の施設は入場無料です。

横浜中華街+山下公園

about 山下町エリア

日本最大の中華街である横浜中華街公式サイト)は、長崎新地中華街公式サイト)・神戸の南京町(公式サイト)と並ぶ日本三大中華街の一つであり、みなとみらい線沿線最大のグルメスポットです。

徒歩圏内には、大正12年(1923年)に発生した関東大震災からの復興事業で昭和2年(1927年)に竣工・開園した山下公園があります。その魅力は”港が見えること”ではなく”すぐ隣が海であること”にありますが、前記した”丘公園”同様に、横浜の歴史と共にあった公園です(参考:近代横浜の始まり -開港場と周辺エリア-開港都市・横浜の発展と関東大震災)。

横浜中華街は、エリア一帯いたるところにお店があるという中華料理を楽しめることのほか、お土産選びの場(そこそこ大きいお土産屋さんは複数あります)ともなってくれるあたりが大きな魅力ですが、沿線の公園ではトップクラスの知名度を持つ山下公園が徒歩圏内にあることも、「ランチやディナー、お土産選びの前後に気軽に立ち寄れる」という、横浜中華街にとっての魅力の一つとなる部分ですね。

ともに山下町に位置する二つの施設は、数ある沿線の観光スポットの中でもトップクラスの人気を持っています。

みなとみらい線の最寄り駅は双方とも、元町中華街駅です。

大さん橋+象の鼻(日本大通り駅エリア)

about 開港都市の開港地

開港広場付近に上陸したペリー一行が、県庁本庁舎敷地内に跡地がある神奈川運上所付近にて条約を締結し、まずは現在の象の鼻パーク付近の一帯が開港場として拓かれると、やがて日本大通を中心とする付近一帯に貿易港としての機能が持たされ、かつ山下町山手町に外国人居留地が作られることとなった」ことが、後の人口370万都市・横浜市の歴史のスタート地点です(参考:近代横浜の始まり -横浜開港-近代横浜の始まり -開港場と周辺エリア-)。

そもそも”横浜”という市名自体がこのエリアの旧町名によっているというあたり、”横浜の中の横浜”だといえる一帯でもあるのですが、現在も県内の行政・司法の中心としての機能を有しつつ、人気観光スポットとしての一面も持っています。

横浜発祥エリアにあっての象の鼻パークはまさに”横浜はじまりの地”、大さん橋はほぼ開港期以来の由緒を持つ現役の国際港ですが、みなとみらい線の最寄り駅は双方とも日本大通り駅です。

新港ふ頭(馬車道駅エリア)

about 新港ふ頭

横浜開港(安政6年=1859年)から約半世紀後、大正6年=1917年に竣工したのが新港ふ頭横浜市公式サイト)です。かつての横浜港では貿易の中枢を担う倉庫街としての役割を期待されましたが、新港ふ頭竣工から約100年後にあたる2002年には、新港ふ頭内に新生・赤レンガ倉庫公式サイト)がオープンしました。

以降、あかいくつ号やベイサイドブルーなど、観光周遊バスの目玉コースにも含まれるなど(参考:沿線を走る観光バス)、”貿易港・横浜の面影を残す観光拠点”にシフトチェンジしつつ、今日に至っています。

最寄り駅は、強いて言うならみなとみらい線では馬車道駅ですが、JR桜木町駅みなとみらい駅から歩いて向かうことや、日本大通り駅元町中華街駅から歩いて向かうことも可能です。

みなとみらい駅周辺(みなとみらい駅エリア)

about みなとみらい駅周辺

今やみなとみらい線の沿線でも一二を争う注目度・知名度を持っているという、いわゆる”みなとみらい”は、昭和の半ばに立案された”みなとみらい21計画”(みなとみらいエリアマネジメント公式サイトみなとみらい21マスタープラン“)に基づいて、昭和の終わりに開発事業が開始されたという横浜の新都心です。

かつて氷川丸などを作った造船工場・横浜船渠が三菱重工に合併され、昭和の終わりに横浜製作所となって本牧・金沢工場に移転した後、旧横浜船渠=三菱重工横浜造船所の跡地を利用する形での開発が進められることとなったという、沿線にとっても新興のエリアですね(参考:日本郵船氷川丸公式サイト氷川丸の歴史“、三菱重工公式サイト沿革: 横浜製作所“他)。

中心部の町名はみなとみらいで、エリアの中枢にあたる駅がみなとみらい駅です。

開港都市にありながらも”史跡”や”歴史”は売りとならず、かといって特定のアミューズメントで鳴らすような地でもない、イベントホール大型商業施設博物館・美術館高級ホテル等々といった”ハコモノ”を数多く持つという、いわゆる観光地一般とは異なる個性(語弊がありそうですが、ステレオタイプ的な”都心の街並み”)が売りとされているエリアであるということも、みなとみらいエリアが持つ特徴的な個性に該当します。

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